#author("2022-09-05T18:17:01+09:00;2022-01-12T17:05:10+09:00","","")
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* グリシュナーハ [#t608de80]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Grishnákh|
|~異訳|グリシュナッハ、グリシュナク|
|~種族|[[オーク]]|
|~性別|男|
|~生没年|不明~†[[第三紀]]3019年2月28日|

** 解説 [#Explanation]

[[モルドール]]の[[オーク]]。[[パルス・ガレン]]で[[指輪の仲間]]を襲撃したモルドール組の[[オーク]]のリーダー。[[赤い目]]の印を帯びる[[バラド=ドゥール]]から派遣されたオークであり、[[アンドゥイン]]を監視していた[[ナズグール]](([[レゴラス]]に[[ガラズリム]]の弓矢で射ち落とされた者))の指揮下にあったと思われる。
彼らモルドール組のオークは長い腕と曲がった脚をしており、グリシュナーハは比較的やわらかいが性悪で残忍そうな声をしていた。

[[ウグルーク]]ら[[サルマン]]配下の[[ウルク=ハイ]]や[[モリア]]のオークと共に、パルス・ガレンの指輪の仲間の襲撃に加わる。グリシュナーハは[[ルグブルズ(バラド=ドゥール)>バラド=ドゥール]]から命令を受けており、捕虜の[[メリー>メリアドク・ブランディバック]]と[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]を直ちに[[アンドゥイン]]の東岸で待つナズグールに引き渡すべきだと主張し、[[アイゼンガルド]]へ連行しようとする[[ウグルーク]]と対立した。だが衆寡敵せず、勢力争いに敗れ一時撤退して姿を消す。
[[ウグルーク]]ら[[サルマン]]配下の[[ウルク=ハイ]]や[[モリア]]のオークと共に、パルス・ガレンの指輪の仲間の襲撃に加わる。グリシュナーハは[[ルグブールズ(バラド=ドゥール)>バラド=ドゥール]]から命令を受けており、捕虜の[[メリー>メリアドク・ブランディバック]]と[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]を直ちに[[アンドゥイン]]の東岸で待つナズグールに引き渡すべきだと主張し、[[アイゼンガルド]]へ連行しようとする[[ウグルーク]]と対立した。だが衆寡敵せず、勢力争いに敗れ一時撤退して姿を消す。
その後、捕虜を取り返すために再び姿を現し、[[アンドゥイン]]を渡って来た新たな部下を引き連れて数を増してウグルーク達と合流するが、その時にはすでに彼らの一団は[[エーオメル]]率いる[[ロヒルリム]]の[[騎馬隊>エーオレド]]から追跡されており、捕虜の行き先を争える状況ではなくなっていた。結局彼らは[[ファンゴルンの森>ファンゴルン]]のそばにある小山で騎馬隊に包囲された。
グリシュナーハは[[一つの指輪]]についてかなりのことを承知していたらしく、この窮地に際して[[メリー>メリアドク・ブランディバック]]と[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]の体を探って指輪を手に入れようとし、それをメリーとピピンに気取られて取引を持ちかけられた。これにグリシュナーハは激怒して二人を抱え上げ、夜闇に乗じて包囲網から脱出を図ったが、ロヒルリムの乗手に発見されて討ち取られた。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

|~俳優|Stephen Ure|
|~日本語吹き替え||

[[ロヒルリム]]の奇襲を受け、背中を槍で突かれ深手を負うもかろうじて生き延び、[[メリー>メリアドク・ブランディバック]]と[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]を追跡する。[[ファンゴルン]]の森の中まで二人を追いかけ回すが、[[木の鬚]]に踏みつぶされて死亡した。
『[[エクステンデッド・エディション]]』では所属の違いから[[ウグルーク]]と対立するシーンが追加されている。

** コメント [#Comment]

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