#author("2017-04-14T23:39:55+09:00","","")
* ダイロン [#ja38103a]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Daeron|
|~種族|[[エルフ]]([[シンダール]])|
|~性別|男|
|~生没年|不明|

** 解説 [#Explanation]
[[ドリアス]]にいた、[[シンゴル]]の宮廷吟遊詩人にして伝承の大家、学者。[[サイロス]]の友人((『[[終わらざりし物語]]』の[[クリストファー・トールキン]]の註によると、[[サイロス]]の縁者とも兄弟ともされるが、友人とするのが最終案であるという。))。[[キアス]]を最初に考案したといわれている。
その歌の技量は[[マグロール]]にも勝り、[[大海]]の東の[[エルフ]]で、ダイロンの右に出る者はいないといわれた。ダイロンは[[ルーシエン]]を愛しており、[[ベレン>ベレン(バラヒアの息子)]]が現れる以前は、ルーシエンの歌と踊りの音楽を作り、そこに思いのたけを込めていた。

[[メレス・アデアサド]]が催された時には、ダイロンは[[マブルング>マブルング(ドリアス)]]と共に[[シンゴル]]の使いとして宴に参加した。
後に[[ベレン>ベレン(バラヒアの息子)]]が[[ドリアス]]にやってくると、[[ルーシエン]]とベレンが会っている事を[[シンゴル]]に密告した。また[[トル=イン=ガウアホス]]の地下牢に囚われたベレンを救出するためルーシエンがダイロンに助力を求めた時、この事もシンゴルに密告した(その為ルーシエンはシンゴルによって[[ヒーリロルン]]の家に幽閉された)。
その後ルーシエンがベレンを捜して行方不明になると、ダイロンもルーシエンを求めて[[ドリアス]]を去った。やがてダイロンは[[エレド・ルイン]]を越えて[[中つ国]]の東の地に到り、暗い水辺で長い年月を、ルーシエンのことを想って嘆き暮らしたという。

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)