#author("2023-11-05T17:03:28+09:00","","") * 星をのんだ かじや [#md3a159e] ** 概要 [#sdade980] |~カテゴリー|[[書籍・資料等]]| |~スペル|Smith of Wootton Major| ** 解説 [#tedff2c8] [[ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]による短編小説。 24年に一度のお祭りで、お菓子に入れられた銀の星を飲み込んだかじやの息子が、額に銀の星を輝かせて妖精の国を訪ね歩くようになるという物語。 日本語版は『[[農夫ジャイルズの冒険 トールキン小品集]]』に収録されている。 *** ストーリー [#r8c17284] ウートン大村では24年ごとに24人の子どもに特別な大ケーキをふるまうお祭りがあった。ある年のお祭りで、一人の男の子がケーキの中に入っていた「銀の星」を飲み込んでしまう。それは妖精の国からきた妖精の星だった。 星は男の子の額にはりつき、男の子は成長して腕のいいかじや(鍛冶屋)になった。かじやはしばしば額の星に導かれて妖精の国を訪れるようになる。再び24年祭が近づいてきたある日、かじやは妖精の女王に出会って祝福を受け、妖精の王から銀の星を次の子どもに譲る時がきたと告げられる。 *** 登場人物 [#z74ec4c8] :かじや (Smith)|鍛冶屋の息子。銀の星を飲み込み、妖精の国を訪ね歩くようになる。 :アルフ (Alf)|料理番頭の弟子。ケーキに銀の星を忍ばせた張本人。 :ノークス (Nokes)|料理番頭。想像力のない人で、銀の星のことも妖精の国の意味も理解しない。 :妖精の国の女王 (Queen of Faery)|額の星に導かれて妖精の国を探索するかじやを「星びたい」と呼んで祝福する。 ** コメント [#q31f61a2] #pcomment(,,,,,,reply)