* ダイロン
** 概要

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** 解説

Daeron。[[ドリアス]]にいた、[[シンゴル]]の宮廷吟遊詩人にして伝承の大家、学者。[[マグロール]]にも勝り、[[大海]]の東の[[エルフ]]で彼の右に出る者はいないといわれた。[[ルーシエン]]を愛し、[[ベレン>ベレン（バラヒアの息子）]]が現れる以前、[[ルーシエン]]の歌と踊りの音楽に思いの丈を込めていた。また[[キアス]]を考案した人物でもある。[[サイロス]]の友人（或いは縁者）。
[[メレス・アデアサド]]の時に[[シンゴル]]の使いとして[[マブルング>マブルング（ドリアス）]]と共に[[フィンゴルフィン]]の元に行った。
そして後に[[ベレン>ベレン（バラヒアの息子）]]が[[ドリアス]]にやってくると、[[ルーシエン]]と[[ベレン>ベレン（バラヒアの息子）]]が会っているのを[[シンゴル]]に密告する。また[[トル＝イン＝ガウアホス]]に囚われた[[ベレン>ベレン（バラヒアの息子）]]を救出しようと[[ルーシエン]]が[[ダイロン]]の助力を求めた時、この事も[[シンゴル]]に密告した。そしてその後[[ルーシエン]]が[[ベレン>ベレン（バラヒアの息子）]]を捜して行方不明になると、[[ダイロン]]も[[ドリアス]]を去って[[中つ国]]の東の地にいたり、暗い湖の畔で長い年月を、[[ルーシエン]]のことを想って嘆き暮らしたという。

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