#author("2022-08-24T11:12:04+09:00;2019-10-03T03:53:09+09:00","","")
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* &ruby(み){視};る&ruby(いす){椅子}; [#v4590b69]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|Seat of Seeing|
|~その他の呼び名|アモン・ヘンの椅子(Seat of Amon Hen)|

** 解説 [#Explanation]

[[アモン・ヘン]]の頂上にある、[[ヌーメノール人]]が築いた遺跡。この椅子に座って周囲を眺めると、遙か遠方を眺めることができると言われる。
[[アラゴルン二世]]によると、[[アモン・ラウ]]の[[聴く椅子]]と同様に「偉大な王たちの時代」((具体的にどの王たちの治世を指すのかは不明))に作られ、見張りが置かれていたいう。

>かれはまるで薄靄を通して見るように、広々とした円形の平らを観ました。平らにはかずかずの大きな平石が敷きつめられ、崩れかけた胸壁が周りをかこんでいて、その中央に、彫刻した四本の石の柱の支える高御座があり、たくさんの段をつけた階段を登って行くようになっていました。((『[[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「一行の離散」))

[[一つの指輪]]を奪おうとした[[ボロミル]]から逃げ出した[[フロド・バギンズ]]は指輪を嵌めたままここに登って椅子に座ると、(指輪の力もあってか)遥か遠くの光景を眼前の小さなテーブルの上に視るように仔細に観察することができたが、[[バラド=ドゥーア]]を視たために[[サウロン]]に察知されそうになった。
[[一つの指輪]]を奪おうとした[[ボロミル]]から逃げ出した[[フロド・バギンズ]]は指輪を嵌めたままここに登って椅子に座ると、(指輪の力もあってか)遥か遠くの光景を眼前の小さなテーブルの上に視るように仔細に観察することができたが、[[バラド=ドゥール]]を視たために[[サウロン]]に察知されそうになった。
フロドが立ち去った直後、彼を捜しにきた[[アラゴルン二世]]もここへ来て椅子に座ったが、その時は視界は変化せず、特別なものは何も視ることができなかった。

*** 画像 [#cc1d27f1]

&ref(アモン・ヘン/Amon Hen by John howe.jpg,,30%,ジョン・ハウ作画による、視る椅子でナズグールと対峙するフロド。トールキンの準備稿に基づく);

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

遺跡が再現されており、[[一つの指輪]]をはめた[[フロド>フロド・バギンズ]]が登って[[サウロン]]の炎の目を見ている。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(ScreenShot00333.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における見る椅子);

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,,,,,reply)