#author("2022-10-24T11:55:45+09:00;2021-11-28T20:43:17+09:00","","")
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-ナルゴスロンドのエルフで、グウィンドールの兄弟ゲルミル(Gelmir)については、[[ゲルミル(グイリンの息子)]]を参照してください
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* ゲルミル [#u1960693]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Gelmir|
|~異訳|ゲルミア|
|~種族|[[エルフ]]([[ノルドール]])|
|~性別|男|
|~生没年|不明|

** 解説 [#Explanation]

[[アングロド]]の民の[[ノルドール・エルフ>ノルドール]]。((ただし[[トゥオル]]と出会った時、および[[ナルゴスロンド]]に到着した時には[[フィナルフィン]]の民を名乗った))

[[ニルナエス・アルノエディアド]]の合戦後は[[シリオンの河口]]の[[キールダン]]の許に身を寄せていた。[[ウルモ]]が[[ナルゴスロンド]]の王[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]]への警告をキールダンに託すと、キールダンはゲルミルと[[アルミナス]]を使者として遣わした。この時キールダンは二人を船で北上させ[[ドレンギスト]]の入り江で降ろし、北からナルゴスロンドへ向かわせた((『[[終わらざりし物語]]』で[[クリストファ・トールキン]]は、[[キールダン]]が至急の使いである二人にわざわざこのルートを取らせたのは、二人が[[トゥオル]]と出会うようにするための[[ウルモ]]の指示であったのかもしれないと推測している))。二人は道中の[[アンノン=イン=ゲリュズ]]の地下水路で[[トゥオル]]と出会い、北方の地で隠れ王国[[ゴンドリン]]の探索と、[[モルゴス]]軍の動静を偵察しつつ、ナルゴスロンドへ向かった。

[[ナルゴスロンド]]に着いた二人は、同地に災厄が迫っているため、その民は閉じこもり、城門前の[[ナログ]]川に架けた橋を落とすべしという[[ウルモ]]の警告を[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]]王に伝えた。しかし同地で権勢を振るっていた[[トゥーリン]]はこの警告が気に入らず、二人に対し敵対的な態度を取った。

使者の任を終えるとゲルミルと[[アルミナス]]はナルゴスロンド側の返事をキールダンへ届けるために[[シリオンの河口]]へ帰っていった。ウルモの警告はトゥーリンの反発もあり、受け入れられなかった。

** コメント [#Comment]

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