#author("2022-10-25T17:00:15+09:00;2021-11-30T23:33:01+09:00","","")
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* アエリン [#i010b95f]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Aerin|
|~異訳|アイリン|
|~種族|[[人間]]([[エダイン]])|
|~性別|女|
|~生没年|~†[[第一紀]](496)|
|~親|[[インドール]](父)|
|~配偶者|[[ブロッダ]]|

** 解説 [#Explanation]

[[ドル=ローミン]]に住む[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]の親戚(([[トゥーリン]]は幼少期にアエリンのことを伯母と呼んだと述べている))。[[インドール]]の娘。
[[ニルナエス・アルノエディアド]]の合戦後、ドル=ローミンの地に[[東夷]]が侵入して[[ハドルの族]]が奴隷にされると、アエリンは東夷の[[ブロッダ]]との結婚を強いられる。ブロッダには奴隷ではなく妻として扱われ、アエリンのおかげでブロッダの屋敷では宿を乞う者を受け入れるなどの古き良き風習が保たれた。
アエリンは当時困窮していたフーリンの妻[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]を密かに援助した。このことでアエリンはブロッダから暴力を振るわれた。

[[過酷な冬]]の最中、[[グラウルング]]の呪縛によりフーリンの息子[[トゥーリン]]がモルウェンと[[ニエノール]]を捜してブロッダの屋敷に乗り込んでくると、彼に二人が[[ドリアス]]へ去ったことを告げる。呪縛が解け、激昂したトゥーリンがブロッダを殺害し、それを引き金に屋敷で東夷たちと蜂起したハドルの族の奴隷たちの殺し合いが起こると、アエリンは彼の短慮を諫め、直ちに立ち去ってモルウェンのもとへ行くよう進言した。
トゥーリンが生き残ったハドルの族を連れて逃亡すると、アエリンはブロッダの屋敷に火を放って自害した。

** コメント [#Comment]

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