* ノルドール [#z4b6ba59]
** 概要 [#tb8c79a9]

|~カテゴリー|種族|
|~スペル|Noldor((単数形ノルド(Noldo) ))|
|~その他の呼び名|ゴロズリム(Golothrim)((単数形ゴロズ(Golodh) ))|

** 解説 [#gf1c3e6f]

[[クウェンヤ]]で「博識((「知識があるという意味であり、賢明の意味ではない」とのこと))」の意。[[シンダール語]]ではゴロズリムと呼ばれる。

[[月>月(天文)]]と[[太陽]]が昇る前、[[クイヴィエーネン]]から西方の[[至福の国>アマン]]に渡った[[エルフ]]の第二陣で、[[フィンウェ]]に率いられた。[[アマン]]に渡った後、その多く(約9割)は[[フェアノール]]に扇動され、[[シルマリル]]と[[モルゴス]]を追って[[中つ国]]に帰還している。

しかし[[第一紀]]の終わりに、多くのノルドールが再び[[中つ国]]から至福の国へと去った。[[ガラドリエル]]は、ノルドールの中つ国帰還時の指導者の中で、唯一の中つ国残留者となった。中つ国に残ったノルドールの多くは、[[エレギオン]]に住まった。

ノルドールは黒髪が特徴(ガラドリエルは[[ヴァンヤール]]の血を引いている影響で金髪)。主要言語は[[クウェンヤ]]であったが、中つ国では[[シンダール語]]を使うようになっていった。彼らは至福の国で[[ヴァラール]]の教えを受けたため、その知識と技術は非常に高かった。また、[[アウレ]]の教えを受けた影響もあり、他のエルフに比べて[[ドワーフ]]と友好的であった。特に[[第二紀]]のエレギオンのノルドールは、[[カザド=ドゥーム(モリア)>モリア]]のドワーフと親しかった。

** コメント [#v230d2f9]

- シルマリルを追って無理矢理西から中つ国に船を出した辺りの経緯を見ると、頭に血が上るとけっこう周りが見えなくなる種族かもしれない。
- 公式データにもあるが、博識という語に「知識があるという意味で賢明という意味ではない」と但し書きされているところに、この種族の長所と短所をかいまみることができる。

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