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* 紅い眼鏡 [#l5f3ee77]
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** ストーリー [#b208d203]
かつて、凶悪犯罪に対抗するために設立された、対凶悪犯罪特殊武装機動特捜班、通称〈ケルベロス〉があった。彼らは重火器で武装し、特殊強化服[[プロテクトギア]]に身を包んで、凶悪犯罪に決然と立ち向かっていった。だが、やがて世論は、ケルベロスの犯罪者に対する行き過ぎた行動を責めるようになり、ケルベロス隊員の軽犯罪者撲殺事件が発生すると、遂に政府はケルベロスの解体を決定する。だが、ケルベロスはそれに反発して反乱を起こした。
[[都々目紅一]]。かつてケルベロスで〈地獄の三人組〉の一人として、犯罪者を震え上がらせた男である。部隊の指導者的立場として反乱を指揮したが、反乱が鎮圧されると彼は国外へと逃亡した。
その事件から3年後、紅一は大きなトランクを持って日本へと帰ってきて、かつての仲間と再会する。そして紅一は、夢と現実の交錯する不条理な世界を体験することになる。
** 概要 [#m5227471]
『犬狼伝説』『ケルベロス 地獄の番犬』『人狼 JIN-ROH』と続くケルベロス・サーガの一連の作品の最初のものであり、押井氏の初の劇場公開実写映画作品でもある。
元々この企画は、声優の千葉繁のプロモーションLPを作ろうというものだった。それが「実写でやろう」「特撮でいこう」「16ミリで撮影しよう」と話がどんどん大きくなり、最終的に劇場公開されるまでにいたった。その過程で、当初は単なるコメディのどたばた劇の予定だったのだが、プロテクトギアという要素に合わせた「しっかりとしたストーリー」が、押井守と[[伊藤和典]]によって制作される。それが、後にケルベロス・サーガと呼ばれるようになる物語である。
だが、今度はそのケルベロスの話があまりに壮大になりすぎたため、それをいきなり映画にしようとすると破綻するのは目に見えている。そこでこの作品は「後日談」という形になった。
この作品では、これからの押井作品で重要なモティーフとなる〈犬〉がはっきりと描かれるようになった。だがまだこちらの扱いは浅い。むしろ『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』と同じように〈夢〉についての方が大きく取り扱われている。この作品では『ビューティフル・ドリーマー』とはまた違った夢の捉え方、一体何が現実で何が夢なのか、その境界線がどこにあるのか識別することができない世界というものが描き出されている。
この作品の一つの特徴に、登場人物に声優が多いということが上げられる。千葉繁氏はもちろんとして、鷲尾真知子、玄田哲章、古川登志夫、立木文彦といった名前が並んでおり、声優ファンにとって貴重な作品ともなっている(ちなみにゆうきまさみ氏や出渕裕もエキストラとして出演している)。
** 関連商品 [#kb60704a]
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