ケルベロス争乱の時、治安警察に特機隊の情報を流すことにより、特機隊の仲間を裏切った男がいた。孤高のアフガンハウンドと言われる特機隊の狙撃手、黒崎英斗である。この男はケルベロス争乱の後、国外へと姿を消したが、その後を都々目紅一が追う。
押井守原作、杉本守作画によるコミック作品。ケルベロス・サーガの一作品であり、時代設定的には『犬狼伝説』の後で、『紅い眼鏡』の前になる。
元々『ケルベロス 地獄の番犬』という映画は『ケルベロスの島』という仮題で、内容としては千葉繁が全編主役となって撮影される予定であった。だが千葉が台湾での撮影スケジュールが取れないため、急遽(藤木義勝が演じる)乾というキャラを主役にしての新しい脚本が作られた。
『紅い足痕』は、その変更前の脚本を原作としたコミックであり、藤原カムイのアシスタントだった(つまり『犬狼伝説』のこともよく知っている)杉本守によって作画されたものである。
角川書店の雑誌“エース特濃”連載時のタイトルは『RAINY DOGS 紅い足痕』。雑誌の休刊と共に完結し、(予定より大幅に遅れて)単行本化されたときは大幅に加筆された。なお、その時にはタイトルが『犬狼伝説 紅い足痕』にされている。