押井守

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押井守(おしいまもる)

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概要

映画監督。アニメーションを中心に手がけるが実写映画も何本か撮影している。また、他にも小説を執筆したり、コミック作品の原作などを担当。『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』でアメリカを中心に世界的に名が知られるようになったが、その以前からカルト的なファン層を持っていた。
犬をこよなく愛することで有名。犬を飼う快適な環境を得るため、東京から熱海に引っ越したほどである。

経歴

東京都出身の1951年8月8日生まれ。父は私立探偵。押井は学生時代は学生運動に傾注し、その一方で、年に映画を1000本は見たという。また自主映画の制作などを行なった。
東京学芸大学教育学部美術教育学科卒業。教員免許を取り小学校の教師を志望していたが、「知人に任せたら願書を申し込み忘れられた」ということで断念。会社員やラジオの編集の仕事を務めたあとタツノコプロダクションに入社。主に鳥海永行に師事してアニメ演出を学び、『一発貫太くん』が初の作品となる。
後に鳥海永行氏と共にスタジオぴえろに移籍。『ニルスのふしぎな旅』の各和演出を担当した後、高橋留美子の人気コミックのアニメ化『うる星やつら』で初の(そして唯一の)TVシリーズ監督(チーフディレクター)を務める。当初は原作ファンからカミソリが送られてくるほど不評で、監督降板の話も出たが、次第に人気が出て視聴率は上昇する。
同時期に『うる星やつら オンリー・ユー』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』という2本の劇場作品の監督を行なう。そのうち後者はアニメファンだけではなく映画ファンにも大きな衝撃を与える。また世界初のOVA『ダロス』の制作に参加。その後スタジオぴえろを退社、以後フリーである。

スタジオぴえろを退社後『天使のたまご』というOVA作品の監督を行なうが、これが非常に観念的・前衛的な内容であったため一般には受け入れられない。また、その後に制作した、押井にとって初の商業実写映画監督作品『紅い眼鏡』も観念的・前衛的であったため各社に警戒され、どこの企業に企画を持っていっても受け入れられなくなる。
だが、押井が監督を務めたOVAシリーズのロボットアニメ『機動警察パトレイバー』がヒット。さらに『機動警察パトレイバー 劇場版』が娯楽大作として広く一般に受け入れられた。

機動警察パトレイバー 劇場版』の続編である『機動警察パトレイバー2 the Movie』では「ロボットが活躍しない」「従来のキャラクターが活躍しない」という理由から、古くからのパトレイバーファンには一部反発も見られたが、自衛隊問題、PKO問題などを盛り込んだ内容が、アニメの枠を超えた社会的注目を浴びる。
その後は士郎正宗のコミックを原作とした映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を制作・公開。これは日本国内での興業は振るわなかったが、アメリカで大ヒット。日本の映像作品としては初めて、ビルボード誌集計による全米ヴィデオ売り上げトップを記録。以後は日本のメディアにも“世界の押井”として喧伝されるようになった。
その余勢をかって、バンダイのデジタルエンジン構想による映画『G.R.M.』を企画。これは総制作費40億ともいわれる遠大な計画だったが、出資企業が次第に弱気になって予算は縮小し、最終的に企画は“凍結”の憂き目にあってしまう。だが『G.R.M.』準備段階で開発した技術の一部を使い、実写映画『アヴァロン』が制作された。

2004年には、映画『イノセンス』を監督。押井にとっては、アニメーション監督作品としては約10年ぶりとなる。これは日本のアニメ作品としては初の、カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品を果たした。

機動警察パトレイバー 劇場版』以降のアニメーション作品をすべてプロダクションI.Gで制作しているが、あくまでフリーという立場で仕事をしているのであり、I.Gの社員というわけではない。だが、I.GがJASDAQに上場した際には、保有数はわずかだがI.Gの株主のひとりとなっている。

押井は一度離婚し、その後再婚している。前妻との間に一女あり。その娘の押井友絵は映画誌ライターとして活動中。

作品

以下のリストは、押井守による主な作品のリストである。脚本のみなど、監督として関わっていない作品も含まれる。

アニメーション映画作品

実写映画作品

TVシリーズアニメーション作品

TVシリーズ実写ドラマ作品

OVA作品

その他

コミック作品

ゲーム作品

ラジオドラマ/ドラマCD作品

テーマパーク

小説

エッセイ・対談集

関連書籍


Last-modified: 2011-05-17 (火) 02:56:34 (764d)