階層世界カーラチャクラ。この世界では人間と竜が共存し、竜使いと呼ばれる人々もいた。
その世界には、正当な竜使いが所属しなければならないギルドである龍苑というものが存在したが、そこに竜の卵を抱いた状態で捨てられていた赤子がいた。その子は龍苑で、竜使いとなるべく育つことになる。その子供がゲームの主人公となる。
また龍苑にはアムリタという少女がいた。彼女は天才竜使いとして、将来を嘱望されていた少女であった。そして彼女が唯一心を開くのが、その主人公であった。
時が流れる。突然アムリタは龍苑に火を放ち、自分の竜を連れて逃走した。彼女はなぜかギルドに反逆し、行く先々で破壊を繰り返していた。
そのためギルドの長老は、成長した主人公にアムリタを追うよう命じる。主人公は、かつて龍苑の前で捨てられていたときに抱えていた卵から孵った、非常に珍しい白竜を連れて旅に出る。
やがて、数々の謎が生まれてくる。
そもそも何故アムリタはギルドを裏切ったのか。アムリタが連れていた竜の腹を食い破って現れたという、漆黒の竜の正体は。その竜と白竜の関係は。
何故アムリタは破壊を繰り返すのか。どうして世界の崩壊が近づいてくるのか?
『サンサーラ・ナーガ』の続編としてスーパーファミコン(SFC)専用として発売されたロールプレイングゲーム。
前作に引き続き、原作・押井守/伊藤和典、監督・押井守、脚本・伊藤和典、音楽・川井憲次、キャラクターデザイン桜玉吉というスタッフになっている。
前作の特長である「主人公は成長せず、連れている竜が成長する」というシステムが継承されている一方で、新たなシステムが追加された。旅の途中で白竜は卵を産み、やがてその卵から子供の竜が誕生する。その子供の竜に捕獲してきた敵を餌として与えたり、おもちゃを与えたりして教育しながら育て、やがてパーティーの一員としていっしょに旅をすることが出来る。
このゲームには、プロモーション用に作成されたアニメが存在する。監督は押井守が務め、作画監督は黄瀬和哉、アニメーション制作はプロダクションI.Gという、『機動警察パトレイバー2 the Movie』のスタッフを中心とした人々によって制作されている。また、主人公の竜使いとアムリタの声は佐久間レイが演じている*1。アニメ中の敵の竜使い及び音響監督は千葉繁。
このアニメは、ゲーム問屋へのプロモーション用に配布されたほか、短縮されて編集されたヴァージョンが、TV CMで放映された。またゲームの購入者プレゼントとしても配布されている。
このゲームの前作が『サンサーラ・ナーガ』である。また、『サンサーラ・ナーガ』『サンサーラ・ナーガ2』をリメイクしてカップリングしたのが『サンサーラナーガ1×2』である。
SFC版ゲーム
メイキングエピソードやイラスト等を集めた本。この本には伊藤和典氏の小説「輪廻の竜」が掲載されていた。
桜玉吉氏のラフデザインを含む色々なイラスト、押井氏の作成した地図や企画書、川井憲次氏の言葉などもある。