2005年3月25日から9月25日まで6ヶ月間に渡って、愛知県の長くて賭せとの2会場で開催されたのが愛知万博、通称「愛・地球博」である。
この万博の企業パビリオンゾーンには、中部日本放送、中日新聞社などを中心にした共同館「夢見る山」が設立されたが、そこに各社(積水ハウス、中部日本放送、東海テレビ放送、中日新聞社)の共同展示として作られたテーマシアターがこの『めざめの方舟』であり、その総合演出を務めたのが押井守である。
『めざめの方舟』では3種類の上映があり、それぞれ「
会場内は、床には96台の50インチプラズマ・ディスプレイが敷き詰められ、天井には巨大卵形ディスプレイ、壁面にも映像が投影されるようになっており、観客は全方位の映像に包まれる。さらに中央(アリーナ)を139体の六将の像が取り囲み、天井からは
1 回の上映は約15分。上映はアリーナという中央部分(床面ディスプレイ上)と、スロープという会場壁面の螺旋通路の2カ所から見学可能で、靑鰉・百禽・狗奴は6ヶ月の期間中2ヶ月ごとに上映内容が入れ替わるシステムとなっている。それに合わせてアリーナ周囲の六将の像も入れ替えられる。ただの映像演出ではない、各種造形物を含めた空間そのものの演出を行なったという点において、押井守の履歴の中で特筆すべきものだろう。
会場の映像をTV画面用に編集してある。メイキング付属。
会場で販売されていた、西尾鉄也作画による絵本。