* エオメル [#a91c0c33]
** 概要 [#i780505b]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Éomer|
|~その他の呼び名|エアディグ(Éadig)(([[古英語]]で「幸多き」の意。エオメルがマーク十八代目の王として戴冠した後に呼ばれた名。彼の代に、待ち望まれていた平和と繁栄が訪れたため))|
|~種族|[[人間]]([[ロヒアリム]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2991年~[[第四紀]]63年|
|~親|[[エオムンド]](父)、[[セオドウィン]](母|
|~兄弟|[[エオウィン]](妹)|
|~配偶者|[[ロシーリエル]]([[第三紀]]3021年)|
|~子|[[エルフヴィネ]]|

** 解説 [#ld38df94]

[[ローハン]]の王[[セオデン]]の妹[[セオドウィン]]と、[[ロヒアリム]]の騎将[[エオムンド]]の息子。[[エオウィン]]の兄にあたる。[[ロヒアリム]]の第三軍団長。後に[[エアディグ]]と呼ばれる。
両親が死ぬと、エオメルは[[エオウィン]]と共に[[セオデン]]に引き取られ、彼の養子となる。そのまま王宮で育てられて、セオデンの息子でエオメルの従兄弟にあたる[[セオドレド]]と強い友情を育んだ。
エオメルは[[ロヒアリム]]の第三軍団長として、セオドレドと戦功を競う。だがセオドレドが[[アイゼン]]の浅瀬で討ち死にしたため、エオメルが[[ローハン]]の王位継承者となった。しかしその頃には、[[グリマ]]がエオメルの悪評を[[セオデン]]に吹き込んでいたため、セオデンのエオメルに対する信頼は落ちていた。
だが[[ガンダルフ]]らによって[[グリマ]]の目論見が明らかにされ、セオデンはエオメルを改めて信任する。エオメルは[[グースヴィネ]]を使い、セオデンと共に[[ヘルム峡谷]]、[[ペレンノール]]を戦った。ペレンノールにおいてセオデンはいまわの際に、ローハンの運命をエオメルに託して逝った。
エオメルは、残されたロヒアリムを率いて、アラゴルンらと共に[[黒門]]前での戦闘にも参加する。エオメルはこれにも生き残り、ローハンの新たな王(エオル王家の第三家系)として凱旋することができた。またエオメルは、[[指輪戦争]]終結後もロヒアリムを指揮し、エレスサール王の軍とともに、[[サウロン]]同盟軍の残党と戦ったという。

エオメルは[[イムラヒル]]大公の娘[[ロシーリエル]]と結婚。彼らの息子[[エルフヴィネ]]がエオル王家を継いだ。

*** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#m6549efc]

|~俳優|[[カール・アーバン]]|
|~日本語吹き替え|[[山寺宏一]]|

[[アラゴルン>アラゴルン二世]]との友情の話は大幅にカットされた。またセオデンとの会話シーンも少ないため、存在感が薄い。

** コメント [#zb44e974]

- 映画では全然出番がない不幸な人。王の帰還SEEを待つしかないのか。 
- Éomerと言う名前は「アングロサクソン年代記」にも出て来るそうです。
- 結局二つの塔SEEでもあんまり出番増えなかった気の毒No1.かも(涙)カッコいいのに... -- ash
- 出番は少ないけどどのシーンもかっこいい!と思うのは私だけか?
- ↑同感!出番こそ少ないけど、どのシーンもかっこいい!
初登場シーンから、エドラスで、グリマに掴みかかるシーン、ヘルム峡谷で、「エオルの子らよ!」と叫んで突入するシーン、ペレンノール野では、槍を投げて、ムマキルを2頭まとめて倒したり!本当にかっこいいv
王の帰還SEEでは、ペレンノールの戦いの決着後、エオウィンを見つけて、悲嘆にくれる姿も良かったです。レゴラスとギムリの飲み比べのシーンにも出てましたが、表情が可愛かったv -- YUE
- 原作にあったアラゴルンとの深い友情と絆という部分が、映画ではまるまるレゴラスに取られていたところが悲しかった。 -- mayusei
- 指輪戦争の後で、彼やセオデンの遺体がエドラスに戻るのも一種の『王の帰還』ですね。
- ↑ま、待て、いまいち薄いからといって勝手に殺すな……とツッコミかけて、「エオメルや、そして最早帰らぬ人となったセオデンのなきがらが」という意味だと理解して納得しました。 -- たー
- 原作で、ペレンノール合戦の敗色が濃くなったとき、己の死と民族の滅亡を覚悟しながらも雄々しく詩を口ずさむ彼はめっちゃくちゃカッコイイです。まさに「荒ぶる民の王」。 -- 粥村在住 &new{2007-11-08 (木) 00:09:16};
- エオメルとロシリエルが出会ったのは少年少女時代の時のことだよぉ! -- ホビット &new{2008-08-15 (金) 14:36:51};
- ↑…え?それはないんじゃないかな…? -- ぼめこ &new{2008-09-13 (土) 01:08:02};

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