#author("2023-12-10T13:58:34+09:00","","")
#author("2023-12-10T22:55:50+09:00;2023-12-10T13:58:34+09:00","","")
[[ヴァラール語]]
-ヴァラール語って、何語が元になっているのでしょうか?
言語に長けたエルフ達でも理解するのは難しいと聞きましたが。 --  &new{2023-12-10 (日) 13:05:51};
--不明です。
人によってはアッカド語に似ていると感じる人もいますが、トールキンはインスピレーション元を示しておらず、言語構造から推測しようにも手がかりが少なすぎるため、明らかになっていません。
ただこの記事にも述べられているように、トールキンはヴァラール語はアドゥナイクとクズドゥルに似ていると述べており、その二つはどちらもヘブライ語が元になっています。だとすれば同じセム語派であるアッカド語がヴァラール語の元になっていたとしても不思議はありません。
エルフ語とヴァラール語は互いに「語派」が全く違うと言われているため、それがエルフには習得が困難であった理由の一つだと思われます(エルフ語はインド=ヨーロッパ語派の言語が元になっている) --  &new{2023-12-10 (日) 13:48:44};
---トールキンってオリエント地域の歴史文化についてどれくらい関心があったのかな。丁度考古学研究の飛躍期で、ツタンカーメンとか歴史的大発見が相次いで世間でもブームになった時期に学者のキャリアをスタートさせてるわけだけど。 --  &new{2023-12-10 (日) 21:33:27};
----オリエントは旧約聖書の舞台でありユダヤ・キリスト教の発祥の地ですから、トールキンに限らずヨーロッパではずっと学問的に重要な意味を持った地方ですよ。近代のツタンカーメンブームはむしろかなり後発のトレンドで、ヨーロッパには数世紀、下手したら数千年に渡るオリエント学の伝統がずっとある。
トールキンが抱いていた関心も、ブームに因むものではなく伝統の延長線上にあるものだったでしょう。 --  &new{2023-12-10 (日) 22:55:50};