エレド・ルイン†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Ered Luin |
その他の呼び名 | 青の山脈(Blue Mountains) 青の山脈(Mountains of Lune)*1 エレド・リンドン(Ered Lindon) 西方山脈(Western Mountains)*2 |
解説†
シンダリンで青の山脈の意味。エリアドールとリンドンを東西に隔てる山脈。「リンドンの山脈(Mountains of Lindon)」の意味であるエレド・リンドンとも呼ばれる*3。
上古にはベレリアンドの東の境界となっていた山脈で、ドルメド山近くの山脈の東側にはドワーフのノグロドとベレグオストの都市があった。だが怒りの戦いによるベレリアンドの崩壊によって山脈の多くが水没し、残った部分もルーン湾によって南北に分断された。ノグロドとベレグオストは滅び、山脈のドワーフの多くはカザド=ドゥーム(モリア)へ移住したが、山脈にあるドワーフの鉱山はその後の時代も採掘が続けられ、ドワーフは山脈の東側、特にルーン湾より南の地方に住み続けた。
第三紀2802年にはスマウグによってエレボール(はなれ山)を追われ、エリアドールを放浪していたスラーイン二世とソーリン・オーケンシールドが山脈に落ち着いて館を築き、放浪していた他のドゥリンの一族もそこに集って住むようになった。エレボールの山の下の王国が再建されると、多くの者がそちらに移住した。
『The Peoples of Middle-earth』によると、ドワーフの七人の父祖のうちの二人(火の鬚族と広腰族の父祖)が目覚めた場所はこの山脈の北部であったという。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
ルーン湾より北のエレド・ルインの東部が実装されており、北寄りにはソーリンの館、ゴンダモン(Gondamon)をはじめとしたドワーフの拠点、南寄りにはケロンディム(Celondim)、ドゥイルロンド(Duillond)をはじめとしたエルフの居住地がある。ソーリンの館の東には、廃墟となったかつてのエルフの避難所エゼリオンがある。
第三紀2400年頃、エゼリオンはゴブリン、トロルと同盟した、ドルハンドのドワーフによって攻撃を受け、荒廃した。攻撃は撃退されたがこの戦いでエゼリオンは荒廃した。生き残ったエルフは、戦死者を悼んでエゼリオンを平穏の中に安置することにし、ケロンディムとドゥイルロンドという都市を造ってそちらに移住した。
ケロンディムにはエルフの港、ドゥイルロンドにはワイン園などがある。
領域†
- Falathlorn
- Falathlorn Homesteads
- Haudh Lin
- Kheledûl
- Limael's Vineyard
- Low Lands
- Rath Teraig
- Refuge of Edhelion
- Thorin's Gate
- Thorin's Hall Homesteads
- Vale of Thrain
コメント†
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