サルン・ゲビル†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Sarn Gebir |
異訳 | サルン・ゲビア |
その他の呼び名 |
解説†
シンダリンで「石の大くぎ(Stone-spikes)」の意味。大河アンドゥインの早瀬で、アルゴナスより手前にある。
1マイルほどの長さに過ぎないが、ここでは流れが急激になり、また鋭く切り立ったいくつもの岩がまるで歯のように水面から突き出しているため、船で通り抜けるのはほとんど不可能な危険な領域となっている。
「おそらくエルフの船は水に沈みはしないだろう。」と、かれはいいました。「しかしそうだとしても、サルン・ゲビルを生きて通り抜けられることにはならぬ。今まで一人として通りぬけた者がいないのだから。」*1
指輪の仲間はアンドゥインを小船で下っていた折、小船の進度を誤って危うくこの早瀬に突入しそうになった。更に東岸からモルドールのオークの射撃を受けた。そのうえ恐るべき獣も飛来したが、レゴラスがこれを射落としたために難を逃れた。一行は西岸の小さな入り江に上陸して夜が明けるのを待ち、サルン・ゲビルを迂回する古い運搬路で荷物と小船を運び、船の旅を再開した。
コメント†
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