#author("2022-10-26T16:12:04+09:00;2020-09-27T01:11:51+09:00","","")
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* ミーム [#w051422d]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Mîm|
|~異訳|ミム|
|~種族|[[小ドワーフ]]|
|~性別|男|
|~生没年|不明~†[[第一紀]](502)年|
|~子|[[イブン]](息子)、[[キーム]](息子)|

** 解説 [#Explanation]

最後の[[小ドワーフ]]。[[イブン]]と[[キーム]]の父。
強い者にはへりくだり、他者の弱みは嗤うといった卑屈な性格だが、自らの言葉を違えることはない矜持の持ち主でもあり、受けた仇を忘れることは決してなかった。

息子達と共に[[大地のパン]]を採りに出かけていて((彼の荷の中には[[根くず>大地のパン]]の他に石ころもあり、草稿の中にはそこに黄金が隠されていたという示唆があるものもある。))、[[トゥーリン]]率いる[[ガウアワイス]]に捕らえられる。そこで自らの身代として[[アモン・ルーズ]]にある住処を差し出し、これを「贖いの家」[[バル=エン=ダンウェズ]]と呼んだ(この時[[アンドローグ]]に[[キーム]]を射殺されており、'''もし弓矢を取らば、弓矢によりて死するであろう'''と彼を呪った)。
そのままガウアワイスと共にアモン・ルーズで暮らし、トゥーリンとはいくらか心を通わせるまでになる。だが[[ベレグ>ベレグ(ドリアス)]]が一党に加わると、嫌っている[[エルフ]]でなおかつトゥーリンの心腹の友である彼に憎しみを向けるようになった。

やがて食糧を捜しに出かけていたところを[[オーク]]に捕らえられ、今度はオークに対する身代として[[バル=エン=ダンウェズ]]への襲撃を手引きするはめになった。
その結果ガウアワイスは殺され、トゥーリンは連れ去られる。ミームは落ちていた[[アングラヘル>グルサング]]で生き残ったベレグにとどめを刺そうとしたが、アングラヘルを奪われて反撃されたため、恐れをなして逃亡する。この時ベレグから'''[[ハドル家]]の復讐は、いつか必ずおまえの身にやってくるぞ!'''と予言された。
その結果ガウアワイスは殺され、トゥーリンは連れ去られる。ミームは落ちていた[[アングラヒェル>グルサング]]で生き残ったベレグにとどめを刺そうとしたが、アングラヒェルを奪われて反撃されたため、恐れをなして逃亡する。この時ベレグから'''[[ハドル家]]の復讐は、いつか必ずおまえの身にやってくるぞ!'''と予言された。

その後、[[グラウルング]]が去った[[ナルゴスロンド]]の廃墟に入り込み、その財宝と戯れて独り暮らした。だがベレグに予言された通り、そこにやってきた[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]の手で殺された。

** コメント [#Comment]

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