#author("2022-09-17T01:48:57+09:00;2022-04-02T21:47:13+09:00","","")
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* エル=ムーラゾール [#pc1260d9]
** 概要 [#ye1122b4]

|~カテゴリー|[[人間]]|
|~スペル|Er-Mûrazôr|
|~その他の呼び名|ティンドムル(Tindomul)|
|~種族|[[人間]]|
|~性別|男|
|~生没年|第二紀1820年~†第三紀3019年|
|~親|[[タル=キアヤタン]]|
|~親|[[タル=キルヤタン]]|
|~兄弟|[[タル=アタナミル]](兄)|
|~配偶者||
|~子||

**解説 [#p714e85c]

[[ICE>Iron Crown Enterprises]]設定にのみ登場する、''[[魔王]]''の[[人間]]だった頃の姿。

第二紀1820年、[[ヌーメノール]]西部の州[[アンドゥスタール]]の港湾都市[[アンドゥーニエ]]に、[[タル=キアヤタン]]の第二王子として生まれた。日食の間に生まれたため、母親は[[クウェンヤ]]で「黄昏の子」を意味するティンドムル(Tindomul)の名を付けたが、父王とその支持者たちは[[アドゥーナイク]]で「黒炎の王子(Prince of Black Fire)」)を意味するムーラゾールの名で呼んだ。
第二紀1820年、[[ヌーメノール]]西部の州[[アンドゥスタール]]の港湾都市[[アンドゥーニエ]]に、[[タル=キルヤタン]]の第二王子として生まれた。日食の間に生まれたため、母親は[[クウェンヤ]]で「黄昏の子」を意味するティンドムル(Tindomul)の名を付けたが、父王とその支持者たちは[[アドゥーナイク]]で「黒炎の王子(Prince of Black Fire)」)を意味するムーラゾールの名で呼んだ。

兄と同様、玉座を強く欲し、父王の寵愛を得るために、艦隊を指揮してキアヤタンの望みであったヌーメノールによる[[中つ国]]支配の強化と富の集積に努めたが、父はムーラゾールよりも兄であるアタナミルの方を深く愛してかつ誇り、後継者に指名した。そのためムーラゾールは心に父兄への嫉妬と野心を抱くようになる。そして1880年、60歳の時に宮廷を出奔し、自らの国を築こうとわずかな手勢と共に中つ国へと渡った。
兄と同様、玉座を強く欲し、父王の寵愛を得るために、艦隊を指揮してキルヤタンの望みであったヌーメノールによる[[中つ国]]支配の強化と富の集積に努めたが、父はムーラゾールよりも兄であるアタナミルの方を深く愛してかつ誇り、後継者に指名した。そのためムーラゾールは心に父兄への嫉妬と野心を抱くようになる。そして1880年、60歳の時に宮廷を出奔し、自らの国を築こうとわずかな手勢と共に中つ国へと渡った。

[[サウロン]]と[[エルフ]]の争いに乗じて中つ国北西部に勢力を確立させようと、まず[[エリアドール]]に上陸した後、基盤となる地を探して海岸沿いを南下。やがて[[ウンバール]]にたどり着き、その地で王を称した。父王はムーラゾールに帰還するよう命じたが、これを拒否し[[アルメネロス]]の宮廷と争う姿勢を見せた。[[サウロン]]は王子が心に抱いた不満と死への恐れを知り、ムーラゾールに接近した。[[エルロス]]を通じて自らに流れる[[エルフ]]の血への憎しみを吐露したムーラゾールに対して、サウロンは彼の願いを叶えられる手段について語った。

1883年、ムーラゾールは[[バラド=ドゥール]]に赴き、[[サウロン]]の弟子となった。その後100年の間にムーラゾールは多くの魔術や知識を授けられ、遂には[[冥王]]が最も信頼する副官へと変貌した。そして1998年、[[九つの指輪]]の一つを授けられ、最初の[[ナズグール]]となった。

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** コメント [#m75d8fc5]

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