* グリマ [#nb901124]
** 概要 [#db216536]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Gríma|
|~その他の呼び名|蛇の舌(Wormtongue)|
|~種族|[[人間]]([[ロヒアリム]])|
|~性別|男|
|~生没年|不明~[[第三紀]]3019年11月3日|
|~親|[[ガルモド]](父)|
|~兄弟|不明|
|~配偶者|なし|
|~子|なし|

** 解説 [#q46db8e1]

通称[[蛇の舌]]。父親の名は[[ガルモド]]。
[[セオデン]]の相談役だが[[サルマン]]に買収され、サルマンの利益となるようにセオデンを誘導しようとする。そのためセオデンに、[[オルサンク]]の勢力を放置しておくように進言する一方で、[[エオメル]]の信用を落とそうとした。
またサルマンの毒の言葉(或いは本物の毒物?)をセオデンに注ぎ込むことによって彼の気力を萎えさせ、健康を害していた。
グリマは[[エオウィン]]を自分のものにしようとしているともくろんでいたが、そのことを[[エオメル]]に気づかれると、彼に斬り捨てられそうになる。逆にその事を利用して、グリマはエオメルを投獄させた(『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』では投獄ではなく追放)。
だが白の[[ガンダルフ]]に、サルマンとの内通を暴かれると、[[アイゼンガルド]]へと逃亡する。その後は終始[[サルマン]]と行動を共にし、彼を憎みながらも離れることはできなかった。だが最後にはグリマはサルマンを刺し殺し、その直後に[[ホビット]](映画では[[レゴラス]])に射殺される。

[[終わらざりし物語]]によると、[[ガンダルフ]]が[[アイゼンガルド]]に捕らわれて脱出した後、グリマは[[ガンダルフ]]を追う[[黒の乗手>ナズグル]]と遭遇している。そこでグリマは黒の乗手に脅され、[[ホビット庄]]のことを話してしまった。こうしてホビット庄の存在を知った黒の乗り手は、その地へ向かうことになった。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#jd1d7f15]

|~俳優|[[ブラッド・ドゥーリフ]]|
|~日本語吹き替え|[[金尾哲夫]]|

『[[スペシャル・エクステンデッド・エディション]]』では、オルサンクの頂上で背後からサルマンを刺す。その直後[[レゴラス]]の矢を受けて死亡。

** コメント [#d57dcf56]

- 闇に染まった狡猾な人物として捉えられる事は事実。容姿も非常に気味が悪く、嫌悪感を抱く読者も多い筈。
しかし「人間的弱さ」を強く伺わせる事からは、深く読めばサルマン,サウロンに心を支配され、かつての自分を捨て「悪」を演じる悲哀な人物の面も見えてる… -- 夕
- 映画のこの人はちょっと服装がカッコ良かった -- つやぬり丸
- ↑そりゃ側近だもんね --  &new{2009-04-14 (火) 22:55:36};
- サルマンに買収される前から相談役なのかサルマンに買収されてから相談役になったのか...どこかに書いてありましたっけ? どちらにしても王の相談役といえばかなりの地位だと思うのですが、彼の家系については記述も無いし(HoMEにはあるのかな?)、どうやってその地位を得たのかも含めて謎が多いように思います。 --  &new{2009-06-17 (水) 15:50:21};

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