#author("2018-07-13T18:29:28+09:00","","")
* ボフール [#c843e58e]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Bofur|
|~異訳|ボファー|
|~種族|[[ドワーフ]]|
|~性別|男|
|~生没年|不明|
|~兄弟|[[ボンブール]]|

** 解説 [#Explanation]

[[ビルボ・バギンズ]]と共に[[エレボール]]へ遠征した[[13人のドワーフ>トーリンとその仲間]]の一人。[[モリア]]のドワーフの出だが、[[ドゥリンの一族]]の出身ではない。[[ボンブール]]とは兄弟だがどちらが年長かは明確ではない((邦訳『[[ホビットの冒険]]』ではボフールが弟と訳されているが、原文は単に'''brother'''でどちらが年長かは不明。))。[[ビフール]]はいとこ(cousin)にあたる。
『[[ホビットの冒険]]』では[[ビフール]]と同じく黄色い頭巾を被っていた。お茶の時間に[[袋小路屋敷]]に押しかけた際にはビルボに干しぶどう入りのパイとチーズを注文し、食後にはビフールと同じくクラリネットを演奏している。
ボフールは[[五軍の合戦]]でも生き残り、[[山の下の王国]]に移住した。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|[[ジェームズ・ネズビット]]|
|~日本語吹き替え|[[平田広明]]|
#amazon(B00EG9J5SY)
平民階級出身の一労働者に過ぎないため、祖国再興の大義を掲げる[[トーリン>トーリン二世]]他の王族達と違い、[[はなれ山]]に眠る莫大な報酬の方に惹かれて参加した。音楽と酒宴を何よりも好む楽天家で、[[袋小路屋敷]]のシーンでは、[[ドワーリン]]と共に2人で楽器を演奏している(楽器は原作にあるクラリネットではなく、ジェームズ・ネズビットが実際に吹けるフルートに変更されている)。

『思いがけない冒険』では、[[霧ふり山脈]]を越える途中の洞窟で皆が寝入った後、黙ってひとり家に帰ろうとする[[ビルボ]]に気がつき、彼の[[ホビット庄]]という故郷への想いを理解し「君の幸せを祈っている」と笑顔で別れを告げる(その直後[[ゴブリン町]]への入り口が開いて皆が落ちる羽目になったため、実際には別れずに終わった)。一方、ボフールが語る流浪の[[ドワーフ]]の境遇がビルボの心を動かし、ドワーフを助けたいとビルボが考えるようになった。

『竜に奪われた王国』では、[[湖の町>エスガロス]]から皆が出発するとき、寝坊して置いて行かれてしまい、その後湖の町に残ることになった[[フィーリ]]、[[キーリ]]、[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]と合流する。ボフールは急激に体調を悪くしたキーリを[[バルド]]の家にて皆で看病し、治療に必要と言われた[[王の葉>アセラス]]を取りに行っている。

『決戦のゆくえ』では、はなれ山のトーリンらと合流後、[[アーケン石]]を[[バルド]]たちに渡したことを告白してトーリンに殺されそうになったビルボを逃がすなど、ビルボを気遣っている点が強調されている。[[エクステンデッド・エディション]]では、バルドとトーリンの交渉が決裂した日の夜、はなれ山から抜け出そうとしたビルボを敢えて見逃すシーンも追加されている(この時ボフールは、ビルボが逃げるためと思っていたが、実際には[[アーケン石]]をバルドらに届けるためだった)。

出立時には片側が槌になった鶴嘴を所持していた。[[五軍の合戦]]では、戦鎚で戦っている。エクステンデッド・エディションでは、[[オーク]]が操っていた[[トロル]]を乗っ取って同士討ちさせる場面もある。

下記画像中央。
&ref(ボンブール/bombur-bofur-bifur.jpg,,50%,ボンブール(左)、ボフール(中)、ビフール(右));

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(ScreenShot00691.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるボフール);

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)