#author("2016-09-16T15:02:16+09:00","","")
* ボフール [#c843e58e]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Bofur|
|~異訳|ボファー|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[ドワーフ]]|
|~性別|男|
|~生没年|不明|
|~親|不明|
|~兄弟|[[ボンブール]]|
|~配偶者|不明|
|~子|不明|

** 解説 [#Explanation]

『[[ホビットの冒険]]』において、[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]と共に[[エレボール]]へ遠征した[[13人のドワーフ>トーリンとその仲間]]の一人。[[モリア]]のドワーフの出だが、[[ドゥリンの一族]]の出身ではない([[火の鬚族]]か[[広腰族]]の可能性が高い)。[[ボンブール]]とは兄弟だがどちらが兄かは明確ではない((『[[ホビットの冒険]]』ではボフールが弟と訳されているが、原文は単に'''brother'''でどちらが年長かは不明))。[[ビフール]]とはいとこ(cousin)にあたる。
『[[ホビットの冒険]]』では[[ビフール]]と同じく黄色い頭巾をしていた。お茶の時間に[[袋小路屋敷]]に押しかけた際にはビルボに干しぶどう入りのパイとチーズを注文し、食後にはビフールと同じくクラリネットを演奏している。
ボフールは[[五軍の合戦]]でも生き残り、[[山の下の王国>エレボール#kingdom]]に移住した。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|[[ジェームズ・ネズビット]]|
|~日本語吹き替え|[[平田広明]]|
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平民階級出身の一労働者に過ぎないため、祖国再興の大義を掲げる[[トーリン>トーリン二世]]他の王族達と違い、[[はなれ山]]に眠る莫大な報酬の方に惹かれて参加した。音楽と酒宴を何よりも好む楽天家で、[[袋小路屋敷]]のシーンでは、[[ドワーリン]]と共に2人で楽器を演奏している(楽器は原作にあるクラリネットではなく、ジェームズ・ネズビットが実際に吹けるフルートに変更されている)。

『思いがけない冒険』では、[[霧ふり山脈]]を越える途中の洞窟で皆が寝入った後、黙ってひとり家に帰ろうとする[[ビルボ]]に気がつき、彼の[[ホビット庄]]という故郷への想いを理解し「君の幸せを祈っている」と笑顔で別れを告げる(その直後[[ゴブリン町]]への入り口が開いて皆が落ちる羽目になったため、実際には別れずに終わった)。一方、ボフールが語る流浪の[[ドワーフ]]の境遇がビルボの心を動かし、ドワーフを助けたいとビルボが考えるようになった。『竜に奪われた王国』では、[[湖の町>エスガロス]]から皆が出発するとき、寝坊して置いて行かれてしまい、その後湖の町に残ることになった[[フィーリ]]、[[キーリ]]、[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]と合流する。『決戦のゆくえ』では、はなれ山のトーリンらと合流後、[[アーケン石]]を[[バルド]]たちに渡したことを告白してトーリンに殺されそうになったビルボを逃がすなど、ビルボを気遣っている点が強調されている。[[エクステンデッド・エディション]]では、バルドとトーリンの交渉が決裂した日の夜、はなれ山から抜け出そうとしたビルボを敢えて見逃すシーンも追加されている(この時ボフールは、ビルボが逃げるためと思っていたが、実際には[[アーケン石]]をバルドらに届けるためだった)。

出立時には片側が槌になった鶴嘴を所持していた。[[五軍の合戦]]では、戦鎚で戦っている。エクステンデッド・エディションでは、[[オーク]]が操っていた[[トロル]]を乗っ取って同士討ちさせる場面もある。

下記画像中央。
&ref(ボンブール/bombur-bofur-bifur.jpg,,50%,ボンブール(左)、ボフール(中)、ビフール(右));

** コメント [#Comment]

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