* ベレリアンド [#a84a1aec]
** 概要 [#t22f669e]

|~カテゴリー|地名|
|~スペル|Beleriand|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#u4958922]

[[第一紀]]以前に存在した、[[中つ国]]北西部、[[エレド・ルイン(青の山脈)>エレド・ルイン]]の西の土地([[地図]]を参照)。
西は[[ドレンギスト]]の入り江からバラール湾に至るまでの[[大海]]の沿岸から、東の[[エレド・ルイン]]に至るまでの広大な土地だった。
元々ベレリアンドとは「[[バラール]]の地域」を意味する言葉と考えられ、バラール島に面した[[シリオンの河口]]付近の土地の名前だったが、やがて中つ国北西部の一帯を指す言葉として使われるようになった。((ただし狭義には[[エレド・ウェスリン]]以南を指し、[[ヒスルム]]を除くようである))

ベレリアンドは[[シリオン]]川によって東西に分断されており、これを境にして[[東ベレリアンド]]、[[西ベレリアンド]]と呼ばれることがある。また[[アンドラム]]の断層によって南北にも分割されていた。
ベレリアンドには[[ドリアス]]、[[ゴンドリン]]、[[ナルゴスロンド]]など、数多くの[[エルフ]]の都市があり、その北には[[モルゴス]]の居城である[[アングバンド]]があった。

この地は[[第一紀]]における[[宝玉戦争]]の舞台となった。やがて第一紀末の[[怒りの戦い]]の破壊によって、[[オッシリアンド]]の一部([[リンドン]])と[[トル・モルウェン]]以外のベレリアンド地域は水没して[[大海]]に呑まれた。((『[[終わらざりし物語]]』に収録された地図と[[クリストファー・トールキン]]の解説によれば、[[タウア=ヌ=フイン]]や[[ヒムリング]]などの高地も島となって残っていたらしい))この破局から生き残った人々の多くは東へ逃れ、[[人間]]の中でも[[エルフ]]の友である[[エダイン]]の三家の人々は、破壊されたベレリアンドに代わって与えられた[[ヌーメノール]]へと渡り、[[ドゥーネダイン]]となった。

[[ガラドリエル]]は、[[木の鬚]]との別れの際、'''中つ国でお会いすることはありますまい。あるいは波の下に横たわる地がふたたび持ち上げられるまでは。その時は[[タサリナン>ナン=タスレン]]の柳生うる草地で、春になればお目にかかるかもしれませぬ'''と、ベレリアンドが再び地上に現れる可能性を示唆する予言をしている。

*** ベレリアンドの合戦 [#xc8ba606]

- [[ベレリアンド最初の合戦]]
- [[ダゴール=ヌイン=ギリアス]]
- [[ダゴール・アグラレブ]]
- [[ダゴール・ブラゴルラハ]]
- [[ニアナイス・アルノイディアド]]
- [[怒りの戦い]]

***ベレリアンドの地名 [#ue4d5669]

-ベレリアンド以北
--[[ドル・ダイデロス]]
--[[アングバンド]]
--[[ランモス]]

-ベレリアンド北部
--[[アルド=ガレン]]
--[[ロスラン]]
--[[ドルソニオン]]
--[[ゴンドリン]]
--[[ヒスルム]]
--[[ネヴラスト]]

-[[東ベレリアンド]]
--
--[[ヒムリング]]
--[[マグロールの山間]]
--[[ヒムラド]]
--[[サルゲリオン]]
--[[エストラド]]
--[[ナン・エルモス]]
--[[オッシリアンド]]
--[[アモン・エレブ]]
--[[タウア=イム=ドゥイナス]]

-ベレリアンド以東([[エレド・ルイン]])
--[[ベレグオスト]]
--[[ノグロド]]

-ベレリアンド中央部
--[[ドル・ディーネン]]
--[[ナン・ドゥンゴルセブ]]
--[[ドリアス]]
---[[ネルドレス]]
---[[レギオン]]
---[[アルソーリエン]]
---[[ニヴリム]]

-[[西ベレリアンド]]
--[[ブレシル]]
--[[タラス・ディアネン]]
--[[タウア=エン=ファロス]]
--[[ナルゴスロンド]]
--[[ファラス]]
---[[ブリソンバール]]
---[[エグラレスト]]
--[[ナン=タスレン]]
--[[アルヴェアニエン]]
--[[シリオンの港]]
--[[バラール]]

** コメント [#va868878]

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