#author("2016-12-17T09:36:18+09:00","","")
* ネルヤール [#o6e9ac8a]
** 概要 [#tcc3f298]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|Nelyar|

** 解説 [#t87b9e21]

[[HoME]]に記述されている最初期の[[エルフ]]の氏族。その名は「第3の民」(Thirds)を意味する。
[[星々の時代]]、全てのエルフ族の中で三番目に目覚めた族長[[エネル]](Enel)に治められ、[[イミン]]の治める第1氏族[[ミンヤール]]、[[タタ]]の治める第2氏族[[タトゥヤール]]と共に[[クイヴィエーネン]]の畔に暮らしていた。ネルヤールの始祖先の数は74人で、合計で144人いる3氏族の中では最も数が多かった。

彼らのうち、およそ3分の2にあたる46人が[[オロメ]]の説得に応じ、西方を目指す大いなる旅路についた。彼らは後により大きな集団である[[テレリ]]となり、[[ヴァリノール]]に到達した[[ファルマリ]]の他、旅を断念して[[霧ふり山脈]]の東側に住んだ[[シルヴァン]]や、[[ベレリアンド]]に足止めされた[[シンダール]]や[[ファルマリ]]など多くの氏族に分かれていった。
残りの3分の1にあたる28人は東方に留まり、ヌルウェとモルウェを長とする[[アヴァリ]]となった。後の時代のネルヤール系アヴァリの一部は、同胞の後を追ってベレリアンドに到達し、[[エルダール]]に合流した者たちもいた。彼らとエルダールの関係は友好的で、同族に対するのと同等の親しさで接し、授けられる知識を積極的に学んだ。

** コメント [#wd0159c8]

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