* ロヴァニオン [#z6d1b275]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Rhovanion|
|~その他の呼び名|荒れ地の国(Wilderland)|

** 解説 [#Explanation]

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[[シンダール語]]で「荒れ地の国」の意(直訳すると野生の地)。[[灰色山脈]]の南、[[カレナルゾン]]と[[モルドール]]の北、[[霧ふり山脈]]の東、[[赤水川]]の西にあたる広大な地域の伝統的な名で、[[闇の森]]と[[アンドゥイン]]の北部流域が含まれる。[[闇の森]]と[[リューンの湖]]の間の地域をロヴァニオンと呼び、[[ドルイニオン]]を除く[[リューンの湖]]そのものもロヴァニオンの一部だと考える場合もある。

*** 諸勢力 [#people]

-[[北方の自由の民]]
--[[北国人]]
--[[谷間の国の人間>谷間の国]]
--[[エオセオド]]
--[[森人]]
--[[ビヨルン一党]]

-[[ドワーフ]]([[長鬚族]])

-[[シルヴァン・エルフ>シルヴァン]]
--[[闇の森のエルフ>闇の森#Realm]]
--[[ガラズリム]]

-[[大鷲]]

-[[オーク]]([[ゴブリン]])
-[[狼(ワーグ)>ワーグ]]

** 歴史 [#History]

*** ロヴァニオン王家 [#Kingdom]

[[エルダカール>エルダカール(ヴァラカールの息子)]](「ロヴァニオンの王」[[ヴィドゥガヴィア]]の娘[[ヴィドゥマヴィ]]と、[[ゴンドール]]王[[ヴァラカール]]との間の子)の親類から出た[[北国人]]による王家。かつては[[闇の森]]の先におり、第三紀1851から約100年間にわたる[[馬車族]]の侵入前には、[[アンドゥイン]]の中流の平原を中心に多数の人々が住んでいて、[[ゴンドール]]とも友好的な関係にあった。彼らは[[第三紀]]1975年の[[魔王]]と[[アングマール]]の敗北を耳にすると、[[霧ふり山脈]]の東にいたアングマールの残党を追い払った。だがその後、[[オーク]]や[[ドル・グルドゥア]]の勢力の増加により、ロヴァニオンの人口は大幅に減少した。
やがて第三紀2510年、ロヴァニオン王家の末裔であるという[[北国人]]の[[エオセオド]]王家が、[[エオル>エオル(レオドの息子)]]に率いられて[[ゴンドール]]を救うため[[ケレブラント]]の合戦に参加。その謝礼として[[カレナルゾン]]の地を与えられ、そこに移住して[[ローハン(マーク)>ローハン]]の国を打ち立てた。

*** エレボールの山の下の王国と、谷間の国 [#Erebor]

[[バルログ]]によって[[モリア]]を追われた[[スライン一世]]ら[[ドワーフ]]によって、[[第三紀]]1999年に[[エレボール]]の山の下の王国が築かれ、数々の財宝を生み出す。またエレボールの麓には、[[人間]]による[[谷間の国]]が作られ、交易によって共に栄えた。
だが第三紀2770年の[[スマウグ]]の襲来により両国は滅ぼされ、エレボールのドワーフは四散。谷間の国の人間も[[エスガロス]]などに逃れた。
2941年、[[トーリン二世(オーケンシールド)>[トーリン二世]]は[[ガンダルフ]]が立てた計画に従い、エレボールを奪還するための旅を行う(『[[ホビットの冒険]]』)。その結果スマウグは滅び、また[[五軍の合戦]]が発生したが、山の下の王国と谷間の国は再建された。

** コメント [#Comment]

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