* クリストファー・リー [#d6b30b20]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|関連人物・組織・団体|
|~スペル|Christopher Lee|

** 解説 [#Explanation]

イギリス人俳優。『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』で[[サルマン]]を演じる。
元々[[原作>指輪物語]]の熱狂的なファンで、イギリスのパブで原作者である[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]本人に会ったとき、跪いて敬意を示したという(映画出演者の中で、唯一トールキンに直接会った人物となる)。元々リーは[[ガンダルフ]]を演じたかったのだが、高齢のため体力的に辛いなどということにより[[サルマン]]役になってしまい、悔しがったとか。
時折『ロード・オブ・ザ・リング』に関するインタビューでは、[[一つの指輪]]に書かれている[[暗黒語]]をそらんじるなど、その豊富な原作知識を披露している。メイキングによると撮影現場では、原作と違う点を色々と指摘してまわったようで、他の役者から「トールキンの亡霊のようだった」と評されている。他にもトールキン・アンサンブルのアルバム『The Load of the Rings At down in Rivendell』ではナレーターとして参加するのみならず、[[木の鬚]]の歌([[エント]]の名簿)も歌っているほか、『[[The Lord of the Rings:Weapons and Warfare>The Lord of the Rings Weapons and Warfare]]』に序文を寄せており、『[[The Children of Húrin]]』のCD版でもナレーションをつとめている。

ギネスブックの「最も多くの映画に出演した俳優」に載っている大ヴェテラン(約250本)。1957年の「吸血鬼ドラキュラ」で一気に有名になったが、本人はいい加減ドラキュラの話をされるのには飽き飽きしているようである。
『チャーリーとチョコレート工場』ウォンカ氏の父役。『スター・ウォーズ』では、「Episode IVに出演したピーター・カッシングのような、存在感のある俳優に出て欲しい」というスタッフの要望により、『スター・ウォーズ』Episode II~IIIにドゥークー伯爵((ドラキュラをもじった命名))として出演。本人によると「ドン・キホーテの主人公も演じてみたいがもう歳だし無理だろう」と『スター・ウォーズ シスの復讐』のパンフレットにコメントを寄せている。
俳優として活動するだけではなく、ヘヴィメタルシンガーとしてCDも発表している。第二次世界大戦ではヨーロッパ戦線で従軍している。

『[[ホビット>ホビット(映画)]]』にもサルマン役で出演しているが、高齢のためニュージーランドへの移動が体力的にきついことにより、出演シーンはロンドンで撮影され、他の役者のシーンと合成されている。

2015年6月7日に93歳で死去。

** 外部リンク [#Links]

- [[The Official Christopher Lee Web:http://christopherleeweb.com/]]
- [[allcinema online:http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=38245]]
- [[Wikipedia:クリストファー・リー]]

** コメント [#Comment]

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