#author("2016-12-03T13:50:06+09:00","","")
* グンダバド [#uba43695]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Gundabad|
|~異訳|グンダバード、グンダバッド|
|~その他の呼び名|グンダバド山(Mount Gundabad)|

** 解説 [#Explanation]

[[灰色山脈]]と[[霧ふり山脈]]がぶつかるところにある山の名。
付近に[[オーク]]([[ゴブリン]])の大きな拠点があったらしく、[[アングマール]]の拠点のひとつでもあった。

[[スロール]]が[[アゾグ]]に殺されたことをきっかけとする、[[第三紀]]2793年から始まった[[ドワーフとオークの戦争]]では、[[ドワーフ]]達はこの地のオークの拠点を真っ先に攻撃して奪取した。
[[五軍の合戦]]のさい、[[ゴブリン]]と狼([[ワーグ]])の連合軍が[[エレボール]]に進軍する前にいったん集結したのもこの地だった。

『[[The Peoples of Middle-earth]]』によると、[[ドワーフ]]の7人の父祖の長老[[不死のドゥリン>ドゥリン]]([[長鬚族]]の祖)が目覚めたのがこの場所であったため((廃案になったが、長鬚族が目覚めたのは[[エレド・ミスリン]]という設定もあったようである))全ドワーフに崇拝されており、しばしばグンダバドでドワーフ各氏族の大集会が開かれていた。グンダバドという名も元々は[[クズドゥル]]に由来するものであるという。
だが[[第二紀]]から[[サウロン]]の手先のオークによって占拠されたため、ドワーフの大きな怒りを買うことになった。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

[[アゾグ]]や[[ボルグ]]はグンダバドの出身となっており、『決戦のゆくえ』では、[[エスガロス]]で戦ったボルグらがグンダバド出身ということに気がついた[[レゴラス]]が、[[タウリエル]]と共にグンダバドの要塞を偵察するところが描かれている。
グンダバドから出撃して[[エレボール]]へと向かった軍勢の中には、[[ゴブリン町]]出身のゴブリンと思われるものもいた。

グンダバドの軍勢は[[五軍の合戦]]に参加。この軍勢がエレボールの目前までたどり着いたときは、[[ドル・グルドゥア]]の軍勢を率いていたアゾグ、ボルグは死んでいたが、[[トーリン二世]]、[[フィーリ]]、[[キーリ]]も倒れ、[[湖の町>エスガロス]]の[[人間]]、[[闇の森]]の[[エルフ]]、[[くろがね連山]]の[[ドワーフ]]の軍勢はかなりの戦力を失っていて危険な状態だった。しかしグンダバドの軍勢は、[[大鷲]]と[[ビヨルン]]によって蹴散らされている。

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)