#author("2016-08-28T20:07:14+09:00","","")
-フィンウェの前妻で、フェアノールの母であるミーリエル(Míriel)については[[ミーリエル(フェアノールの母)]]を参照してください。
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* ミーリエル [#x440d3a5]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Míriel|
|~その他の呼び名|タル=ミーリエル((文庫版以外の『[[指輪物語]] [[追補編]]』ではタル=ミリエル))(Tar-Míriel) &br; アル=ジムラフェル(Ar-Zimraphel)|
|~種族|[[人間]]([[ヌーメノール人]])|
|~性別|女|
|~生没年|[[第二紀]]3117~†3319(享年202)|
|~親|[[タル=パランティア]](父)|
|~兄弟|なし|
|~配偶者|[[アル=ファラゾーン]](夫)|
|~子||

** 解説 [#Explanation]

[[タル=パランティア]]の唯一の子である娘。[[エルロス]]の家系の中でも最も美しい女性であったという。

タル=パランティアの死後、本来彼女がタル=ミーリエルの名で[[ヌーメノール]]4人目の女王にして25代目の王となるはずだった。だが、彼女の従兄弟の[[ファラゾーン>アル=ファラゾーン]]が、ヌーメノールの王位を手に入れるため、ミーリエルに自分との結婚を強要する。これは、又従兄弟以上に近い血縁の者の結婚を禁じる[[ヌーメノール]]の法をも無視した行為であった。ミーリエルはその名前も、[[アドゥーナイク]]の名であるアル=ジムラフェルヘと強制的に変えさせられた。

アル=ファラゾーンが[[至福の国>アマン]]に上陸し、[[ヌーメノール]]が[[イルーヴァタール]]の手によって沈められた時、ミーリエルは押し寄せる波から逃れようと[[メネルタルマ]]の聖所に駆け上っていったが、最後の大波によって海に飲み込まれたという。

**『[[シャドウ・オブ・モルドール]]』による設定 [#q53b6dd9]

>彼はいつでもでたらめばかりよ!これで何を得たの?さらなる戦争!さらなる税金!ハ!広場で生け贄にされる人間!毎日毎晩、叫び声が聞こえるでしょう。
そして、この恐ろしい物を崇拝させられる訳。偉大な木に火をつけるですって!王の耳には、王に吹き込まれたゴミがつまっているわ…
>…奴の相談役、縛られた不思議なる者サウロンは、今や君主よ!
>エイリンデルは正しい!ヌメノールはもうだめよ。船では、この納骨堂から抜け出せない!

ゲームの舞台となる[[ウドゥン]]に置かれた[[モルゴス]]の石像に、ミーリエルらしき女性の記憶が宿っており、権力を振るう[[サウロン]]への憤りや堕落した[[アル=ファラゾーン]]と民衆に対する嘆きを読み取ることができる。


** コメント [#Comment]

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