#author("2023-09-09T22:05:57+09:00","","")
* オログ=ハイ [#df7e50b0]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|Olog-hai|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

[[暗黒語]]で[[トロル]]族、トロルたちの意((オログ(olog)は[[トロル]]、ハイ(hai)は種族・集団を表すfolkの意味))。だがこの語は[[第三紀]]末に[[サウロン]]が種の交配によって作り出した、[[トロル]]の改良種を指す。(何の種族を交配に用いたかは不明)
サウロンの邪悪な意志が吹き込まれており、そのため[[太陽]]の光を浴びても石にならない。かれらのことをジャイアント・[[オーク]]だと考える者もいたが実際にはトロルの一種であり、通常のトロルよりも知能が高く、さらに腕力が強く動作も機敏だった。言葉は[[暗黒語]]しか知らず、かつ口をきくことはほとんど無かった。
[[暗黒語]]で「[[トロル]]族」の意((オログ(olog)は[[トロル]]、ハイ(hai)は種族・集団を表すfolkの意味))。だがこの語は[[サウロン]]が種の交配によって作り出した、[[トロル]]の改良種((何の種族を交配に用いたかは不明。彼らをジャイアント・[[オーク]]だと考える者もいたが、実際にはトロルの一種である))を指す。彼らは[[第三紀]]末に[[闇の森]]の南部や[[モルドール]]境界の山岳部に出現した。
サウロンの邪悪な意志が吹き込まれており、通常のトロルよりも知能が高く、獰猛で、力が強く、動作も機敏だった。またサウロンの意志の支配下にある限り、[[太陽]]光への耐性を持っていた。言葉は[[バラド=ドゥール]]の[[暗黒語]]しか知らず、口をきくことは少なかった。

オログ=ハイは南[[闇の森]]や[[モルドール]]の山々に出現し、[[指輪戦争]]でもその力を発揮したが、サウロンが滅びると力の源を失い、共に滅びた。
オログ=ハイの存在は『[[追補編>指輪物語/追補編]]』でしか言及されておらず、『[[指輪物語]]』本編にそれとはっきり特定できるトロルは登場していない。

オログ=ハイについて述べられるのは『[[追補編]]』であり『[[指輪物語]]』本編にはそれと特定できるトロルは登場しないが、'''トロルたちも平地に下り、今までのように鈍い頭ではなく、ずる賢くなり、恐ろしい武器で武装していました'''((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 上』  「二 過去の影」))とその存在を思わせる噂が登場する。

** コメント [#Comment]

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