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#author("2019-03-23T14:51:47+09:00","","") #author("2019-07-07T14:50:36+09:00","","") * 陰謀者一味 [#u4c5aaa3] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]| |~スペル|Conspirators| |~その他の呼び名|不逞の輩 (a set of deceitful scoundrels)| ** 解説 [#Explanation] [[メリアドク・ブランディバック]]、[[ペレグリン・トゥック]]、[[サムワイズ・ギャムジー]]、[[フレデガー・ボルジャー]]ら四人のこと。[[フロド・バギンズ]]の最も親しい友人たち。 彼らは、フロドが[[ビルボ・バギンズ]]のようにある日突然[[ホビット庄]]からいなくなってしまうのではないかと心配して長年様子を伺っており、[[大いなる年]]に[[一つの指輪]]の脅威が明らかとなるとそれを探り当て、フロドが一人だけで危難に立ち向かうことがないよう「陰謀(conspiracy)」をめぐらした。 >「ぼくたちはあくまであなたを離れない――水火も辞せずついて行きます。この点ではぼくたちを信頼してください。それからぼくたちはあなたの一切の秘密を守ります――あなた自身より口が固いくらいに。この点でもぼくたちを信頼してください。だけどぼくたちは、あなたを一人で困難に立ち向かわしたり、一言の挨拶もなしに行かしてしまうことはしませんからね。これはあてにしたらだめです。フロドさん、ぼくたちはあなたの友達なんです。ともかく、そこなんですよ。」((『[[旅の仲間]]』「正体をあらわした陰謀」)) >「ぼくたちはあくまであなたを離れない――水火も辞せずついて行きます。この点ではぼくたちを信頼してください。それからぼくたちはあなたの一切の秘密を守ります――あなた自身より口が固いくらいに。この点でもぼくたちを信頼してください。だけどぼくたちは、あなたを一人で困難に立ち向かわしたり、一言の挨拶もなしに行かしてしまうことはしませんからね。これはあてにしたらだめです。フロドさん、ぼくたちはあなたの友達なんです。ともかく、そこなんですよ。」((『[[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「正体をあらわした陰謀」)) [[堀窪]]で四人は陰謀を明かし、フロドを仰天憤慨させるとともにいたく感激させた。四人の内、メリアドクとペレグリンとサムワイズはフロドの旅に同行して[[指輪の仲間]]となったが、フレデガーだけはフロドの身代わりを引き受けてホビット庄に留まった。 *** 構成員と役割 [#y9823e9a] :[[メリアドク・ブランディバック]]|[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]が持つ[[魔法の指輪>一つの指輪]]の存在にいち早く気づき、フロドが危険に向かって一人で旅立つつもりであることを知ると、仲間達に指輪のことを明かして計画を練った。[[袋小路屋敷]]から[[堀窪]]への引っ越しでは、堀窪に待機して密かに旅の準備を整えていた。 :[[ペレグリン・トゥック]]|[[袋小路屋敷]]から[[堀窪]]まで移動するフロドのお供をしつつ、彼から目を離さないようにしていたと思われる。 :[[サムワイズ・ギャムジー]]|主任調査員(chief investigator)。庭師の立場を利用して情報を収集し、仲間達に報告していた。[[一つの指輪]]の話を盗み聞きして[[ガンダルフ]]に捕まってからは'''宣誓して釈放されたものと考えているらしく'''、情報を報告することは止めたという。 :[[フレデガー・ボルジャー]]|メリアドクと共に[[堀窪]]で準備をしていた。彼は旅の仲間には加わらなかったが、フロドの身代わりになって堀窪で生活することで、世間から彼らの旅立ちを隠す役割を担った。 ** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie] 割愛されている。[[サムワイズ・ギャムジー]]が旅に加わる経緯はほぼ原作を踏襲しているが、[[メリアドク・ブランディバック]]と[[ペレグリン・トゥック]]は成り行きで同行する形にされており、[[フレデガー・ボルジャー]]はほとんど登場しない。 ** コメント [#Comment] #pcomment(,,noname,,,,reply)