* グロールフィンデル [#na8ce2ba]
** 概要 [#j28b5412]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Glorfindel|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[エルフ]]|
|~性別|男|
|~生没年|不明|
|~親||
|~兄弟||
|~配偶者||
|~子||

** 解説 [#g757bef9]

名は[[シンダール語]]で「金髪」の意。[[裂け谷]]の[[エルフ]]の一人で、裂け谷から[[フロド>フロド・バギンズ]]達を捜索するために派遣された者の中の一人。
それより1000年ほど前、[[北方王国]]と[[アングマール]]国との戦いの折にも、裂け谷からの援軍として[[魔王]]に立ち向かっていっている。魔王([[ナズグール]]の首領)が「死すべき[[人間]]の男(mortal man)によって倒されることはないだろう」という予言をしたのは彼である。

*** [[第一紀]]のグロールフィンデル [#if59371a]

[[第一紀]]の[[ゴンドリン]]の大将の名としてもグロールフィンデルが登場する(金華家(House of the Golden Flower)の宗主、黄色い髪のグロールフィンデルと言われる)。[[ニアナイス・アルノイディアド]]では[[エクセリオン]]と共に[[トゥアゴン>トゥアゴン(フィンゴルフィンの息子)]]を守りつつ戦ってゴンドリンに撤退した。その後ゴンドリンが[[モルゴス]]軍によって急襲された時、ゴンドリンを脱出する[[トゥオル]]ら一行と行動を共にする。だが[[キリス・ソロナス]]で[[バルログ]]と戦って相打ちとなり、谷底に落ちた。グロールフィンデルの亡骸は[[ソロンドール]]によって運び上げられ、キリス・ソロナスの山道の傍らの塚に埋められた。

一説([[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]の試案の一つ)によると、彼と[[裂け谷]]のグロールフィンデルは同一人物で、[[キリス・ソロナス]]で死んだ後、[[マンドスの館]]から復活して[[中つ国]]に舞い戻ったとなっている。だがその理由については不明。

*** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#fd31640b]

[[ラルフ・バクシ]]版だと[[レゴラス]]、[[ピーター・ジャクソン]]版だと[[アルウェン]]に出番を奪われている。

** コメント [#w24363c4]

- ノルドール族なのに何で金髪なんだろう…?
- ↑の同一人物説をとる場合、自分より遥かに年下であるエルロンドに仕える事に抵抗は無かったのか疑問に思います。 -- 斐水
- トゥアゴン-(イドリル)-エアレンディル-エルロンド、と考えれば、いわば「主筋の若君」に使える譜第の侍大将、といった感じだったのかもしれません。 -- カイト
- エルフ諸王家の血を一身に集め、(第三紀では中つ国の主導権を持つ)人間の諸王家の血も持ち、マイアの子孫でもあるエルロンドは家格が別格ですからね。
出戻り組というのもありますが。もしかしたら中つ国で勢力を失ったエルフの後見役とかで戻ったのかも。
- 彼が金髪だったのは、ガラドリエルが金髪だったのと同じく、彼の血にヴァンヤール族の血が混ざっていたためではなかろうか。んで、珍しいから「グロールフィンデル(金髪)」という名前がついたのだろう。 -- カイト
- 映画版に出て欲しかった・・・。で、ブルイネンの浅瀬で「あの魔王が人間の男に倒されることはないだろう」とかアラゴルンにつぶやいたりすれば伏線になると思うんだけどなあ・・・。 -- トミー
- 彼はシルマリルに出ているのでしょうか・・。あぁなんていうか・・映画で出番をアルウェンとられたなんて・・ -- ジョン
- 馬もアルウェンにとられてませんでしたか?
「ノロ・リム、ノロ・リム、アスファロス!」って、PJ版映画でアルウェンが言ってた気がしてならないのですが、聞き間違いでしょうか…。
- ↑確かに言っていました。公式の解説本によるとノロ・リムは速く走れといういみだそうな。アスファロス、急かされてたんですね -- 梨杏
- 彼が予言をすると大抵本当になるのである意味一番迷惑なエルフなのかもしれない
- 戦うアルウェンはなかったことに。あれは黒髪のグロールフィンデルなのです。多分。 --  &new{2007-09-09 (日) 04:26:01};

#comment