#author("2018-03-02T23:42:14+09:00","","")
#author("2018-03-31T02:14:12+09:00","","")
* エリアドール [#n0f9d232]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Eriador|
|~その他の呼び名|北の国(Northerland)|

** 解説 [#Explanation]

[[中つ国]]北西部のうち、[[霧ふり山脈]]と[[青の山脈>エレド・ルイン]]の間に広がる土地の名。

>エリアドールはその昔、[[霧ふり山脈]]と[[青の山脈>エレド・ルイン]]の間に横たわる土地全体を指していった名前であった。南は[[灰色川>グワスロ]]と[[サルバド]]のすぐ上で灰色川に注いでいる[[グランドゥイン]]川によって区切られていた。((『[[追補編]]』「エリアドール、アルノール、そしてイシルドゥアの後継者たち」))

ただし上記の定義に従えば、[[エネドワイス]]は含まれない。
[[第三紀]]中頃までは[[北方王国]]の[[アルノール]]及びその継承国である[[アルセダイン]]、[[カルドラン]]、[[ルダウア]]があった。[[ホビット庄]]は名目上アルセダインに属していた。
[[第二紀]]末頃から[[第三紀]]中頃までは[[亡国の民の王国]]である[[アルノール]]及びその継承国である[[アルセダイン]]、[[カルドラン]]、[[ルダウア]]があった。[[アングマール]]との戦乱や[[悪疫]]の流行により、これら[[北方王国]]は滅亡し、人口は希薄化した。[[第三紀]]末には[[ホビット庄]]と[[ブリー郷]]を除けば、多くの土地は[[野伏]]などの放浪者が渡り歩くのみの無人の地と化していた。

*** 登場する地名 [#s890c058]

-[[イムラドリス(裂け谷)>裂け谷]]
--[[「最後の憩」館]]

-[[エレギオン(柊郷)>エレギオン]]
--[[ミーアダインの館]]

-[[エテン高地]]

-[[トロルの森]]

-[[ブルイネン(鳴神川)>ブルイネン]]
--[[ブルイネンの浅瀬>ブルイネン#Ford]]
-[[ミスエイセル(にびしろ川)>ミスエイセル]]
--[[果野橋]]
-[[グランドゥイン]]
-[[ニーン=イン=エイルフ(白鳥の沢)>ニーン=イン=エイルフ]]
-[[グワスロ(灰色川)>グワスロ]]
--[[サルバド]]
--[[ロンド・ダイア]]

-[[北連丘]]
--[[フォルンオスト]]

-[[風見丘陵]]
--[[アモン・スール(風見が丘)>風見が丘]]

-[[南連丘]]

-[[ブリー郷]]
--[[ブリー山]]
-[[チェトの森]]
-[[ぶよ水の沢地]]

-[[ティルン・ゴルサド(塚山丘陵)>塚山丘陵]]

-[[エミン・ウイアル(イヴンディム丘陵)>エミン・ウイアル]]
-[[ネヌイアル(イヴンディム湖)>ネヌイアル]]
--[[アンヌーミナス]]

-[[バランドゥイン(ブランディワイン川)>ブランディワイン]]
--[[石弓橋(ブランディワイン橋)>ブランディワイン橋]]
--[[サルンの浅瀬]]

-[[古森]]
--[[枝垂川]]

-[[ホビット庄]]
--[[四が一の庄]]
--[[バック郷(東境)>バック郷]]
--[[西境]]

-[[ミンヒリアス]]
--[[エリン・ヴォルン]]

-[[エミン・ベライド(塔山丘陵)>塔山丘陵]]
--[[エロスティリオン]]

-[[ルーン川>ルーン]]
--[[ミスロンド(灰色港)>灰色港]]
--[[ルーン湾]]

-[[東西街道(東街道)>東街道]]
-[[南北街道]]([[緑道]])

*** Lone-lands [#i1999488]

エリアドールとは[[シンダール語]]で'''Lonely Land'''の意とされる。
1966年に出版された『[[The Hobbit>ホビットの冒険]]』の改訂版である第三版では、[[トーリンの一行>トーリンとその仲間]]が[[ホビットの土地>ホビット庄]]を去って東へと旅した際、宿が無く、人もおらず、道も悪い'''Lone-lands'''という土地を通っており((このくだりは1951年の第二版を底本としている[[岩波書店]]の『[[ホビットの冒険]]』では登場しない))、これがエリアドールを指す語と捉える向きがある。一方、この'''Lone-lands'''はエリアドール全体を指すのではなく、[[ブリー郷]]の東に広がる荒れ地の無人地帯のことを指すと捉える向きもある。なお、『[[The Lord of the Rings>指輪物語]]』も1966年に改訂されたが、'''Lone-lands'''という地名や、ブリー郷より東の無人地帯を指す地名は登場しない。
1966年に出版された『[[The Hobbit>ホビットの冒険]]』の改訂版である第三版では、[[トーリンの一行>トーリンとその仲間]]が[[ホビットの土地>ホビット庄]]を去って東へと旅した際、宿が無く、人もおらず、道も悪い'''Lone-lands'''という土地を通っており((このくだりは1951年の第二版を底本としている[[岩波書店]]の『[[ホビットの冒険]]』では登場しない))、これがエリアドールを指す語と捉える向きがある。一方、この'''Lone-lands'''はエリアドール全体を指すのではなく、[[ブリー郷]]の東に広がる無人地帯のことを指すと捉える向きもある。なお、『[[The Lord of the Rings>指輪物語]]』も1966年に改訂されたが、'''Lone-lands'''という地名や、ブリー郷より東の土地を指す地名は登場しない。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

[[エネドワイス]]、[[褐色人の国]]もエリアドールに含まれる。ただしエネドワイスは[[エレギオン]]と褐色人の国の間の地域として登場し、褐色人の国には[[ローハン谷]]、[[ナン・クルニーア]]、[[アイゼンガルド]]も含まれる。また、[[ブリー郷]]の東には[[さびし野]](The Lone-lands)と呼ばれる地域があり、ここには[[見限り宿]]、[[風見が丘]]、[[果野橋]]が含まれる。

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)