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* エリアドール [#n0f9d232]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Eriador|
|~その他の呼び名|北の国(Northerland)|

** 解説 [#Explanation]

[[中つ国]]北西部のうち、[[霧ふり山脈]]と[[青の山脈>エレド・ルイン]]の間に広がる土地の名。

>エリアドールはその昔、[[霧ふり山脈]]と[[青の山脈>エレド・ルイン]]の間に横たわる土地全体を指していった名前であった。南は[[灰色川>グワスロ]]と[[サルバド]]のすぐ上で灰色川に注いでいる[[グランドゥイン]]川によって区切られていた。((『[[追補編]]』「エリアドール、アルノール、そしてイシルドゥアの後継者たち」))

ただし上記の定義に従えば、[[エネドワイス]]は含まれない。
[[アルノール]]王国とその後身である3つの王国[[アルセダイン]]、[[カルドラン]]、[[ルダウア]]があった。[[ホビット庄]]は名目上アルセダインに属していた。この他に[[ブリー郷]]、[[ミンヒリアス]]、[[エレギオン(柊郷)>エレギオン]]、[[裂け谷]]が含まれる。

***主要な地名 [#i59ecd1f]
-旧アルノール領
--[[ホビット庄]]
--[[ぶよ水の沢地]]
--[[南丘陵]]
-[[ブリー郷]]
-[[ミンヒリアス]]
--[[エリン・ヴォルン]]
-[[エレギオン]]
-[[裂け谷]]

*** Lone-lands [#i1999488]

エリアドールとは[[シンダール語]]で'''Lonely Land'''の意とされる。
1966年に出版された『[[The Hobbit>ホビットの冒険]]』の改訂版である第三版では、[[トーリンの一行>トーリンとその仲間]]が[[ホビットの土地>ホビット庄]]を去って東へと旅した際、宿が無く、人もおらず、道も悪い'''Lone-lands'''という土地を通っており((このくだりは1951年の第二版を底本としている[[岩波書店]]の『[[ホビットの冒険]]』では登場しない))、これがエリアドールを指す語と捉える向きがある。一方、この'''Lone-lands'''はエリアドール全体を指すのではなく、[[ブリー郷]]の東に広がる荒れ地の無人地帯のことを指すと捉える向きもある。なお、『[[The Lord of the Rings>指輪物語]]』も1966年に改訂されたが、'''Lone-lands'''という地名や、ブリー郷より東の無人地帯を指す地名は登場しない。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

[[エネドワイス]]、[[褐色人の国]]もエリアドールに含まれる。ただしエネドワイスは[[エレギオン]]と褐色人の国の間の地域として登場し、褐色人の国には[[ローハン谷]]、[[ナン・クルニーア]]、[[アイゼンガルド]]も含まれる。また、[[ブリー郷]]の東には[[さびし野]](The Lone-lands)と呼ばれる地域があり、ここには[[見限り宿]]、[[風見が丘]]、[[果野橋]]が含まれる。

** コメント [#Comment]

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