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* &ruby(まぐわとりで){馬鍬砦}; [#s6f44086] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[地名]]| |~スペル|Dunharrow(('Guide to the Names in The Lord of the Rings'の'Dunharrow'の説明によると、'''heathen fane on the hillside'''の意味で「農具の馬鍬の意味はない」とのこと。とすると「馬鍬砦」という日本語訳は誤訳となる))| |~異訳|デュンハロウ、ダンホロウ| |~その他の呼び名|| ** 解説 [#Explanation] [[エドラス]]の南、[[白の山脈]]の[[荒角山]]と[[アイレンサガ]]の間の、[[馬鍬谷]]の[[フィリエンフェルド]]にある場所。戦時における[[エドラス]]の人々のための避難所とされている。 「砦」といっても城や城壁のような建造物があるわけではなく、馬鍬谷とフィリエンフェルドを合わせた山肌に囲まれた谷間全体の、奥まったところを指す。だがフィリエンフェルドに登るまでは蛇行して細い道が一本あるだけなので、防御に適していた。この道は互い違いの石の段で築かれており、折り返すところには一つずつ[[プーケル人]]が置かれていた。フィリエンフェルドには石柱が、奥にあるおぼろ林、さらにその先にある[[死者の道]]に通じる暗い入口まで続いており、その上には[[精霊山]]が不気味にそびえている。 [[指輪戦争]]の時、[[エドラス]]の非戦闘員は[[エオウィン]]の指揮の下、ここに避難した。 [[角笛城の合戦]]と[[オルサンク]]での[[サルマン]]との対面を終えた[[アラゴルン二世]]、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]と[[灰色の一行]]は、[[セオデン]]より一足早くここに来てから[[エオウィン]]に会い、それから死者の道へと向かった。 その後セオデン、[[エオメル]]らも到着し、[[ゴンドール]]への長征に備えた[[ローハン]]全軍はこの地に集結し、かれらは谷間や高台にテントを張って野営していた。またこの時[[ヒアゴン]]も[[赤い矢]]を持って、この地のセオデンに面会に来ている。 ** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie] 吹き替えでは「ダンホロウ」と発音されている。 アラゴルンたちとセオデンらは同時にここにいたが、原作の描写通り蛇行している馬鍬谷の崖道を、[[エルロンド]]が登っていくシーンもある。エルロンドは鍛え直された[[アンドゥリル]]をアラゴルンに届け、それからアラゴルン、レゴラス、ギムリは死者の道へと向かっている。 ** コメント [#Comment] #pcomment_nospam(,,noname,,,,reply) #pcomment(,,noname,,,,reply)