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ロード・オブ・ザ・リング 字幕問題について(8/13)

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限定的勝利

署名運動が開始され、日本の配給会社である日本ヘラルドに署名が送られた。また監督のピーター・ジャクソン本人へも送られている。
その結果、字幕問題が週刊誌などに取り上げられ、遂に日本ヘラルドの公式回答が出てきた。

皆様からご支援頂いてまいりました「ロード・オブ・ザ・リング」は、ロードショー興行(ムーブ・オーバーを含む)終了時において、観客動員数約7百万人、興行収入約90億円を記録達成する見込みとなりました。並みいる大作の中でもひときわ注目される好成績です。この大成功もひとえに、皆様の厚いご支援の賜物と心よりお礼申し上げます。

 さて、公開直後より、この公式ホームページ内の掲示板などを通じまして、多数のご質問を頂いてきましたビデオリリース以降の本三部作における字幕翻訳に関しまして、以下の事項を発表させて頂きます。

 映画「ロード・オブ・ザ・リング」をご支援下さっているファンの皆様が、より一層ご堪能頂ける作品となるよう、第二部「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(2003年春公開予定)、第三部「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(2004年公開予定)の配給業務に邁進してまいります。引き続き応援下さいますようお願い申し上げます

要約するとこのようになる。「多数の質問があったロード・オブ・ザ・リングのDVDの字幕は、翻訳は戸田奈津子が行う。また文字数の制限が緩和されるため、字幕の手直しが行われる」つまり、ヘラルドは誤訳があったとは認めないし、抗議活動が存在したことも認めない。だが、DVDでは(なぜか)文字数の制限が緩和されるため、それにあわせた修正は行うというものである。
これは大体私の想像通りだった。ヘラルドとしては、指輪物語が終わってからも自社の映画を翻訳して貰うために戸田奈津子と付き合っていかなければならない。そのため戸田奈津子の気分を害するようなことはしたくない。だから誤訳があったことも認めない。そのためピーター・ジャクソンかニューライン・シネマからの圧力でもない限り、戸田奈津子を切ることはないだろうと。

暫くして、実際に『ロード・オブ・ザ・リング』のDVDが発売された。この「文字数の制限が緩和されたための修正」によって、数多くあった誤訳もほとんど消え去り(「嘘つき!」は「正気に戻って!」となった)、第二部、第三部のストーリーともまともに繋がるようになった。これは十分な成果ではないかと私は思った。戸田奈津子を降ろすことは出来なかったが、マスコミにこの問題が取り上げられたように、今までの「字幕は戸田奈津子でOK」という雰囲気が変わりつつあれば成功と言えると。

これで本当に「手直しの作業」に、田中明子女史が関わってくれるならまず心配ないのだが。

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