野良犬の塒
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WITHOUT REMORSE 容赦なく

上巻表紙 下巻表紙

ストーリー

又もや愛する者を奪われた元海軍上等兵曹のジョン・ケリーは復讐を誓い、町中で麻薬組織の人間を次々と始末して行く。一方ヴェトナムで、撃墜され帰国の望みを持つ事の出来ないアメリカ軍兵士たちを救出する計画が進められていた

解説

この作品では若き日のジョン・テレンス・ケリー、後のCIA工作員ジョン・クラークの事が書かれている。ヴェトナム戦争当時、彼がCIAに入る事になった経緯である。またジェイムズ・グリーア、ロバート・リッターも登場しており、懐かしさを感じさせる。僅かだが学生時代のジャック・ライアンも出ている。

この作品で興味深いのはヴェトナム時代のアメリカ社会である。私はこの頃の記憶を持っていない歳なので、映画でしか見た事の無いヴェトナム時代のアメリカがより詳しく描かれているこの作品は非常に面白かった。

出版情報

容赦なく
著者 トム・クランシー
訳者 村上博基
出版社 新潮社
上巻 amazon.co.jpで購入
下巻 amazon.co.jpで購入

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野良犬の塒