《押井守: 2010年6月》

映画監督押井守に関する最新情報

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イメージの自然史―天使から貝殻まで

「自然史」とは「ナチュラルヒストリー」を意味している。それは、「自然誌」「博物誌」「博物学」でもあり、分類学的な博物誌と系統学的自然史のあわいを揺れ動きながら、原型的イメージを図鑑のように編み、それが変容してゆく過程を歴史のなかにたどる。『UP』の好評連載「イメージの記憶」を中心に、『10+1』連載「都市表象分析」の最後の3回分も収録。本書には、前著『政治の美学』にいたるまでの著作のエッセンスが凝縮されており、田中純の思索を繙く最良の手引書となっている。

当方未確認ですがこの本にて、「II 進化のイメージ 第4章 天使をめぐって (2) 始祖鳥のメタモルフォーゼ―押井守『天使のたまご』」と、『天使のたまご』について取り上げられているようです。

以前発売された、押井守による映画についてのエッセイ集『押井守の映像日記 TVをつけたらやっていた』の続巻にあたる『押井守の映像日記 実写映画 オトナの事情』が6月末に発売される。

『押井守の映像日記』はアニメージュに連載されていたもので、押井守が「たまたまTVをつけたときにやっていた映画(日本未公開でDVDすら発売していないようなものまで)」について書くというもの。決して映画評論的なものではなく、「たまたまTVをつけたとき」だから、映画の途中から見始めるためにストーリーを理解していないこともある。また「風呂に入るから」などの理由で、結局最後まで見ずに終わることがあっても、その映画について適当かついい加減に書いている。それでもやはり映画監督としての視点だから、シーンごとに監督の意図を解釈しようとしたり、あるいは単に個人的な(主に銃や兵器の)好みで色々なことを書いているのが面白い。

新刊の方にどんな内容が入るのかは未確認だが、おそらく上記のような前巻と同じ内容と思われる。

『東京静脈R』&東京静脈クルーズ

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『東京静脈』がamazonで販売と書いたばかりですが、『東京静脈R』というDVDもamazonで取り扱われるようになっていました(といっても現在品切れ中のようですが)。

『東京静脈R』は、『東京静脈』の撮影時に、逆ルートで撮影しておいた素材を再編集した作品です。
実際には全体で1時間強の行程を約三分の一に編集し直して、音楽は新たに録音しました。
逆コースということは、通りすぎる橋はすべて「裏側」ですし、同じコース、同じ川でもかなり違った印象を受けるかもしれません。
『東京静脈』を気に入っていただけた方なら、きっとこの作品もお楽しみいただけると思います。

またこれを記念し、神田川と日本橋川を実際に体験するクルーズツアーと、VTR上映会が開催されるとのことです。

都市河川学会 東京静脈クルーズ・募集開始

八王子の押井守展覧会で講演会も開催

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以前紹介した、八王子市夢美術館で行われる押井守展覧会『押井守と映像の魔術師たち』(7月16日~9月15日)だが、8月13日には押井守と西尾鉄也による講演会が開催されるとのこと。参加するには事前申込が必要で、申込方法は以下に掲載されている。

アニメのニュースと情報 「押井守と映像の魔術師たち」7/18~八王子で 押井×西尾講演会も

なお展覧会は出雲市立・平田本陣記念館でも開催されるが、こちらで講演会があるかは不明。

『東京静脈』がamazonで販売

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監修押井守、監督野田真外、音楽川井憲次のDVD『東京静脈』DVDがamazonで発売されることになった。

東京静脈

以前からこのDVDは独自通販を行ったり、イベントなどで販売されたりしていたが、amazonで扱われるのは初。

光瀬龍原作、押井守脚色、大野ツトム作画のコミック『夕ばえ作戦』の第3巻が7月に発売。(情報提供 スポット氏)

2008年12月に亡くなった飯島愛氏だが、押井守氏の指導を受けて絵本作りを企画していたという。その本『Ball Boy&Bad Girl』が今月出版された(絵はアニメーターの小倉陳利氏が担当)。

Gay Life Japan | 飯島愛さんがゲイについての絵本を企画していました

さらに、押井守氏が、具体的に企画が進んでいた愛さん原作のアニメ企画について語っています。なぜ男は男として生き、女は女として生き、性別に縛られて演じ続けなければならないのか…愛さんは、これまで出会った「ゲイや同性愛者(たぶん「トランスジェンダーやゲイ」という意味だと思います)」の友人の、生きづらさや痛みに寄り添い、性差があいまいになった現代に生きる彼らのすがすがしさをアニメーションを通して描きたいと、押井守氏に企画を持ち込んできたのだそうです。そして押井氏は、この企画を世に出すことを価値のあることだと判断し、愛さんと3年にもわたって打ち合わせを繰り返してきていたんだそうです。
「原案・飯島愛、監修・押井守」の物語「Ball Boy & Bad Girl」は、いつか押井守氏の手によって熟成され、世に出ることになるだろう、と書かれています。当然多くの方がそれを観るでしょうし、ゲイやトランスジェンダーに対する世間のまなざしがグンと優しくなる、そんなきっかけになるはずです。

仏アヌシー映画祭が開幕 日本アニメ23作品を上映 ニュース-ORICON STYLE-

既報の通り、押井守監督による『Je t'aime』という短編映画が上映されます(音楽をGLAYが担当)

Film Index Je t'aime

Set in Tokyo in the near future, when all humanity has been wiped out, a lonely basset hound wanders around a deserted city. Its only wish is to feel the warmth of a human being once more.

人類が絶滅した近未来。人気のない東京の町を、孤独なバセットハウンドが放浪する。この犬の唯一の願望は、再び人の暖かさを感じること……。(編者訳)

 

Je t'aime

1枚だけですがスクリーンショットも公開されていました。球体関節人形がつるされている雷門の前にバセットハウンド? そして看板にはGLAYが。球体関節人形&バセットといったら『イノセンス』ですが。

現地の速報映像がYouTubeにアップロードされていましたが、今のところ『Je t'aime』関連のものはないようです。

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