韓国で実写映画化中『人狼』の続報

実写版『人狼』製作中!ワーナー・ブラザース・コリア代表が実現 – シネマトゥデイ

画像などはありませんが、韓国で実写映画化が進んでいる『人狼 JIN-ROH』の続報が届いてきました。

 日本文化に強い興味を示し、度々プライベートでも来日しているというキム監督が、日本の制作サイドの許諾を得て実写映画化を企画。2013年には釜山国際映画祭の企画マーケットに参加し、出資者を募っている。チェ氏は「実は企画開発は4年半前から行っていました。その間、(韓国の大手映画会社である)CJエンタテインメントやSHOWBOXにも企画が行ったり来たりしたのですが、実現しなかったんです」と説明する。

 その最大のネックが巨額の製作費だったという。『密偵』の3~4割増しとなる約200億ウォン(約20億円。1ウォン=0.1円換算)。しかし『密偵』が観客動員750万人、興行収入約5,480万ドル(約60億円。1ドル=110円換算。韓国映画振興委員会調べ)を達成し、2016年の韓国興行収入ラインキング4位となる好成績を納めたことが決め手となり、米国本社からもGOサインが出たようだ。主演は現在、『MASTER マスター』が公開中のカン・ドンウォン主演で、今夏より撮影している。

 チェ氏「ワーナーはクリントン・イーストウッド監督しかり、一度成功した監督と引続きパートナーシップを結ぶという伝統があります。キム監督は盟友であり、『人狼 JIN-ROH』を手がけるのは、わたしにとっても昔からの宿題でしたから」とキム監督をサポートする理由を語った。