『友達はいらない。』発売イベントで押井守がドローンテロに触れる

押井守監督、ドッキリ発言「ドローンはテロの有効手段」と警鐘鳴らす : 映画ニュース - 映画.com

友達はいらない。』の発売記念イベントにて。

その上で、首相官邸屋上への着陸事件などで話題となった小型無人飛行機(ドローン)にも言及し「あれが出てきた瞬間に、テロの有効手段だと思った。撮影でも使ったし、現場でも“これに爆弾をつるせないか”という話もしていた」と大胆発言。そして、「映画はウソだからいいけれど、今は現実の方が先にいっているから、やりにくいといわれればやりにくい」と警鐘を鳴らしていた。

ずっとテロを描いてきた押井氏らしいコメントではありますが、個人で手軽に扱えるようになったドローン(無人機)がテロに使われる危険は他の人もずっと行っているわけで(それに対する過剰反応も多いですが)。「大型民間旅客機の特攻によるテロ」も、実際に発生する前にトム・クランシーが小説の中で描いていたわけですし。

それはともかく、ドローンを規制する前に、日本のSPによる要人警護体制はドローンによる攻撃を想定しているのかということが重要ですね。